2014年2月16日日曜日

イカメン、「しろがねの 雪降る空に 叫びたい 手加減せよと 違うわソっチ!」

おはようございます!

今朝は午前2時42分の起床、ちょっと張り切ってみました。雪降る気配はないものの、風は強いです。今日は、GROUSEの大学入試日。センター試験がHopなら、今日はStep、そして2月25~26日はJumpでしょうか?都の西北でも戦果を期待しています。学部は違えどイカメンもはるかいにしえの昔に入学金だけは支払いました。イカメンと同じく、本戦とのダブル受賞を、彼なら1年目で達成してくれると信じております。親ばかですが。。。。

さて、タイトルコールは、詠んで字の如し。「どうせ降るならソチの方やんけ!」との思いを込めまして啖呵してみた次第です。

耳元では、エリッククラプトンの2001年の武道館公演のフルバージョン(2時間)が流れています。やっぱり、ええですな~。最近ではライブでの定番にさせてもらっている「Change the World」も渋く格好いいです。今頃になって改めてクラプトン信者になっているイカメンです。


そう言えば、ギター巧者のかつぞうさんが、『藤丸の唄にギターで合いの手を申し出て頂いている』とケジャさんからメッセージを頂きました。GROUSEの戦いが終わる3月12日(水)新大久保CLUB VOICEのOGSアコナイトで、クラプトンばりのギター弾きとして参戦してもらおうと思っていますので、お時間のある方は、どんなバトルになるか覗きに来てやって下さいませ。

あっ、そろそろアンコールに入ってまいりました。なんと、ドラムはスティーブガットではありませんか!クラプトンの様子は、どうぞこちらをご覧ください。
             ↓
http://www.youtube.com/watch?v=3FE70D5mRp0

やあ、ギターの持ち方まで惚れ惚れするし、歌声もたまらなくセクシーです。イカメン藤丸もかくありたいものです。望みは東京スカイツリーより高く・・・であります。


○さてさて、昨日からの気付きや素晴らしい人のご紹介です。e-Campusで出会った二人から。。。

一人目は、(株)クレハの岩崎隆夫社長

演題は『化学企業のモノづくり』

技術畑から製造部門、本部企画の全てを経験した岩崎氏ならではの経営理念「一人では絶対出来ない駅伝流の研究開発風土を作ることがモノづくり」。
決して技術や原理を発明した人一人では、売れるモノづくりにはならないと・・・。
青い発光
ダイオードを発明した中村氏の事を一瞬思い浮かべたイカメンである。

研究開発で種蒔きをしたら、まず『魔の川』を渡り、素材の発明をしなければならない。その次にそれを大量に生産できるエンジニアに託さなければ『死の谷』を越えられず死屍累々の素材に終わる。次に製品が出来ても、ビジネスモデルが適切でないと『ダーウィンの海』と言う適者生存の世界に生き残れず溺れ死ぬ。

それは、氷河期に恐竜が絶滅し毛皮をまとったちっぽけな哺乳類が生き残って、人間が生まれた様に、大きくて強いものが必ず勝つとは決まっていないと。
とても、ピッタリな隠喩ですね。

クレラップは、サランラップに後れを取った。一般的なプラスッチクからアクリル、そして炭素繊維を産み出す流れとは別に、石油分解技術を使って最後にカスとして残ったピッチから、分子構造の粗い炭素繊維を安価に生産したが、大失敗した。

けれどある時、アスベストの代用品のブレーキ素材として、復活し、シリカを2000℃で溶かしてシリコンを作る時に炉の断熱材として使われ、それは半導体製造に、次に太陽光発電の素材に使えることが分かった。『死の谷』を越えた訳だ。でも片手間程度の儲けだった。

そして、この炭素の構造をコントロール出来る技術は、無用のモノではなかった。

技術が生まれた時には想定外の用途が、後から生まれてきた。ハードカーボン素材から、とうとう尿毒素を選択的に吸着させて、腎臓患者が透析に行かないで済む医療用に、そしてSONYと組んでリチウムイオン電池の負極の吸着材へと発展し、クラレと組んで今やシェールガスの採掘にも活かされる技術になり、とうとう『ダーウィンの海』を渡ったという話だ。


二人目は、皆さん良くご存じの『断捨離』の著者やましたひでこさん。

彼女のセミナーは、一緒に考えさせるという珍しいスタイル。ややアメリカチックか、黙って座ってるだけなら本でも読んでなさいと仰る。なかなかの御仁である。

男は「片付かないと言って終わり」、女は「片づけられないと悩む」。それはジェンダー問題か?結局、男女とも片づけを家事労働と思い込んでいて、出来て当たり前と考えて、それは女性がやるものと根底では考えている。でも、実はもっと考えるべき、大変難しい問題なのだ。

まずは男女とも「片付かないのは何故か?」から始める。

そうすると、それは「量の問題」に行きつき、さらに突き詰めると、自分の「時間」と「空間」と「エネルギー(労力)」と「お金」を費やすものである。

「忙しいから。。」は時間。「狭いから。。。」は空間。「疲れたから・・・・」はエネルギー。

これらの言葉を繰り返している時は、モノ・情報が多すぎる証左である。

だから、絞り込むのだ。それが捨て方、手放し方の問題になる。


次なる抵抗勢力は、自分の心の状態である。

セルフイメージを変えなければならない。

捨てる基準が分からないか、自分軸がないのである。

だから、
『思考の質→ 行動の質 → 結果の質 → 関係の質』のサイクルを磨きながら、螺旋状に上げていくのだ。
イカメンは、アウフヘーベンすると解した。

以上である。



◎最後に、今朝は、クリティカルパスについて改めて、調べてみた。

クリティカルパス分析と言うものは、プロジェクトの一連の活動をスケジューリングするための数学的アルゴリズムで、効率的プロジェクトマネジメントのためのツールらしい。


ず^っと気になって頭に引っかかっていた言葉、それがクリティカルパスだ。バックミンスターフラーが、1927年から50年に亘り進めてきたデザインサイエンス革命の戦略が、「クリティカルパス」で、本のタイトルにもなっている。でも、読んでみたけど、この定義を誰が考えたのか?単純に和訳しても今一つストンと腑に落ちてこない気持ち悪さ、居所の悪さを感じていた。でも、時々、この言葉が使われている。はて?

しかも最近では、医療の分野でも結構使われている。だけど、よく分からん。ボヤーッとなら分かるけど・・・


という訳で、
Wikipediaを調べてみたら、1950年代にデュポン社で開発され、同じ頃アメリカ海軍でも開発されていたと言う。

あれれ??

それって、バックミンスターフラーはアメリカ海軍に所属してたし、1920年代に既に彼が始めてる手法じゃん!って、思って。。

『クリティカルパス バックミンスターフラー』とググってみたら。。。。

ありました!やはり!フラーが提唱した概念だと書いてあった。

あ~スッキリした。やっぱりフラーは凄いのだ。



で、言いたかったのは、それだけじゃない。

つまりは、今回クリティカルパスが引っかかって来たのは、医療現場での「インシデント・アクシデント報告」の様式を改訂しようと、ど素人のイカメンが、医療ミスや医療安全の本を4冊も!放射線技師から借りて来て、読んでいたら、やたらとクリティカルパスが出てきたからだ。

英英辞典も引いてみたが、イマイチピンと来なかったので、最後に安易とは思ったが、Wikipediaまでググった次第、、、

すると、ある医療法人が80近くものクリティカルパスを用意しているとあり、医療界においても、医療の効率化や質の管理、チーム医療の推進、インフォームドコンセントの充実、医療事故の防止などにも有用であると認知され導入されている。そこでは、標準的な治療経過が、クリティカルパス(略してパス)に示され、医療者用だけでなく、より分かりやすくした患者用のパスは、治療の目安や進捗目途が書かれているのだそうだ。

業界の方々や、プロジェクト推進の仕事に関わっている方からすれば、
『今頃になって何言ってるの?お前さん知らんかったんか?!』と驚かれるであろうが・・・・

ともかく、尊崇するバッキーことバックミンスターフラーの提唱した概念と知り、改めてもう一度本場の「クリティカル・パス」を読んで、「ふん、でもお前さんたちは、バックミンスターフラー知ってんのか?」と倍返ししなければと思ったと言うことなのである。
でも、そういう人たちは、そんなん当然でしょ!って言いそうやしな~、ほんなら、もっとアホを晒すようなもんやしな~とも思うけど・・・

てな訳で、、

今日はこれにて一巻の終わりでござりまする!


では、また!

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