2013年7月28日日曜日

イカメン、「これからは 自分ブランド 創り出す 神出鬼没 厚顔無恥さ! 」

え^と、床屋さんから、戻りました。続けます。

15日に図書館で借りた蜷川幸雄「演劇ほど面白いものはない」と、

読めと勧められGROUSEから借りた「キムタツ式 灘高生が実践しているTOEIC900点 を当たり前のように取るためのパワフルメソッドー今度こそ失敗しない「使える英語」学習ー」木村達哉著と言う長ったらしいタイトルの本を読了しました。

●前者は、合わせ技で読んでいる草刈民代「バレエ漬け」と共鳴した訳でして・・・・・・・

草刈民代

「肉体表現の奥深さ、異形といえるほどの柔軟な体や強靭な体。そしてそれを芸術に昇華させる感性。踊りを見る事もさることながら、ダンサーのそうした資質を感じ取ることもバレエの魅力」

というものと

蜷川幸雄

「ある日ある時ある場所へ、自分で選んで行き、そこで現在進行形の実演の魅力に触れる。それが、最も古く根源的で人間的な芸術である演劇です。この世に芝居以上に面白いものがあるでしょうか?」

この二人の話は、その場その場で完結し、消えて行き、再現性ゼロのものに対する表現者の価値観みたいなものが感じ取れる訳です。

これと対極的なのが、同時に借りた「北野武、今63歳」です。

それは、映画監督としての彼の編集です。これは、今ある形や記録された映像を一旦壊して、再製し、再生させる事で意味を生み出し表現するというものです。ここのところは、編集工学を編み出した松岡正剛に一日の長がある訳ですが、たけしはその過程を存分に楽しんでいるように見えます。

いずれにせよ、プロたちから学ぶプロ魂といいますか、プロフェッショナリズムを感じた次第でありまして、木下晃伸さんのパクる技術を磨き、そこにオリジナルなものを見出すという造語「パクリジナル」を地で行こうかと・・・それが、イカメンの目指すプロ道なのだと強引に我田引水、牽強付会的に考えたのであります。


蜷川さんはこんな事も言っていました。

・今の若い世代は、TVや映像の感覚で育っているため物事を論理的構造に置き換えてみることをしない。自分が、新劇を飛び出したのは、ヨーロッパのコピー的演劇に激しい違和感を感じたから。それを乗り越える為に日本の演劇や日本の前近代の演劇についてたくさん勉強して来た。これからはそれらを若者に伝えたい。

・セリフ一つとっても、平板な言い方ではなく、言葉の頭の部分と語尾が明確に届くように、人間として自己主張するような表現をして欲しい。しかし、戯曲や舞台台本には、一切修正を加えない。他人の言葉でしか語れない制約を、演出家としての思いや想像力で埋めるのが僕の原理です。

・現代は、あらゆる分野が混沌としてテーマの喪失と言う問題を抱えている。村上春樹は文学のジャンルで、それを何とかしようともがいている。

・最後まで、創造的な仕事に対して、冒険家であるような過剰な老人でいたい。ピカソやダリやグニュエルの様に”疾走するジジイ”がいい。


●後者は、灘校生を相手に成功したノウハウを開示してくれているとても有益な一冊。イカメンの大好きな目からウロコがこぼれ落ちまくる本でした。彼は、「勉強と言うのは自分だけでなく周囲の人々もハッピーにしてくれます。特に英語の勉強は世界平和に役立つものです。」という信念を持って、生徒だけでなく、他校の英語教師まで教えているのです。その心意気や良しだと思いました。

結果として、海外に一度も行かなくても、英語の世界弁論大会に多くの灘校生が輩出されているのです。この間、イカメンが参加したカレッジフェアに来ていたハーバードに今年合格した彼は、正にその典型でした。

受信力であるリーディングとリスニングを確りやってこそ、初めて発信力であるライティングとスピーキングが身につく。

そして、
①使える言葉を徹底的に増やす。
⇒使えるとは犬⇔dogみたいに反射的にクイックレスポンス出来る位、音ごと丸呑みすることです。

②英語を読んだら何度も音読する。
⇒暗証するつもりで音読するとリスニング力もアップする。

③聞いたものをモノマネする。
⇒オーバーラッピングとシャドーイングをする。

④速読みの習慣をつける。
⇒結果として速くて聞き取れないが解消する。

⑤超初心者はディクテーションをする。
⇒スペルが分からなければカタカナでいい。聞き取れなかったそこを分析する。

⑥ある程度の土台が出来たら多聴!
⇒聞き流しは駄目。

そして、スピーキングの勉強のポイントは、
・覚えた言葉のデータ量で決まる。
・英語を話す習慣を作る!(ひとりごとやプレゼンの練習を英語でする。)
・話せるコンテンツを増やす!(点数を取る為でなく、話す内容がなければ話せない)


◎え~と、さて、この他にも、ジュンク堂書店ポッドキャストで聴いた、多田将さんの「すごい宇宙講義」の話しのあまりの面白さと分かりやすさに感動してしまい、早速マルゼンに駆け込んで、「すごい宇宙講義」買ってしまい。とうとう、机の上に本が溢れかえると言う毎度の状態が発生中です。



○25日のことです。三年日誌を見ていたら、20年以上来付き合いのある「銀座よしひろ」の大将が、69歳の誕生日だと分かったので、お祝いを兼ねて、友人S君と日本一天丼ランチを食べに行きました。久々に美味い天麩羅と元祖トマトおでんに、舌鼓を打ちまくりました。

その日の夜は、久々のボイトレ道場へ、だいぶ楽に高いG音は出るようになったのですが、「あ」と「い」はいいのですが、「え」と「お」が♭するのが悩みの種。この間の武者修行で披露した斉藤和義「歌うたいのバラッド」に稽古をつけてもらいました。いつもながら、適確なアドバイスを頂けて、次回のOGSライブ(今のところ予定は8月20日火曜日の夜らしく、今度はメインでというとんでもないお話が来ておりまして、近くなったらまたご案内します。)で、きっちりレッスンの成果を出したいと思います。



○さあ、やっとこさ、ハードで充実してウキウキ出来た27日土曜日のことです。

朝から、大体4kmのジョグを終えて、秋葉原のスタジオリボレ1に向かいました。帰国中のバンマスHさんに、リードのMさんが名古屋から急遽駆けつけてくれて、なんと久々にIKAMENフルキャストが揃って、12時半から14時半まで5曲ほど練習しました。我ながら、結構行けてるんじゃないかなと思える出来ばえでした。

昼飯とビールを飲むために、いつもの「土風呂」へ行き、昼間から生2杯にハイボール1杯を空けて、つまみを頂き、16時まで滞在。そこで、浦安の花火大会の為にKさんが帰り、残る4人で大塚の韓国料理「わらぶきや」さんへ。





17時から19時ちょい前まで、生1杯、韓国焼酎1本、シークワーサーハイ1杯に、夕食をバンマスの嫁さんと長男を交えて、こんなスタミナ料理を頂きました。エゴマ・ニラ・じゃがいも・ブタの背骨肉などが入った鍋カムジェタン、最後はこれを雑炊にして締めました。どれも絶品の韓国料理でした。






そこから歩いて2分ほどのブラジルレストラン兼ライブハウス「エスペト・ブラジル」へ大学の後輩、イカメンのボイトレの師匠達のバンド「ルービーハッピーズ」のライブへ進撃しました。
19時過ぎ、何だか外では雷が鳴り、大雨が振り出しましたが、隅田川や浦安での花火も中止になった様ですが、ライブは熱く盛り上がりました。


レッドアイに、生ビールに、カイペイーニャを飲んで、一体今日一日どれだけ飲んだら気が済むのか?と思えるほど、浴びるような量の酒がイカメンの五臓六腑に滲み込んでいきました。



いつもながら、ルービーの素適な演奏に、時として踊り、唄いしながら夜が更けて行ったのです。今回は1、2部とも大好きな曲ばかりで、スティービーワンダーの曲も多く、こんな曲がサラリと出来てしまう彼らの実力に、店のママも思わず「スッキリした!」と声を上げていました。
ボイトレの先生かっちゃんも、黄色の浴衣に赤の帯で、とてつもなく素晴らしい歌声を自由自在に聴かせてくれました。皆さんも、是非一度聴かれたらいかがでしょうかね。もう、圧倒されまくりでした。

しかも、あの浅草サンバカーニバルを日本に根付かせたと言うブラジル女性が、ルービーの演奏中に入店するなり、一緒にダンスを踊り出したのには、ビックリでした。

アンコールは、オガポンの18番、アルジャロウの「Spain」をロングバージョンで聴かせてくれました。毎度の事ながら、もう伝統芸能の域に達していて、くだんのブラジル女性も大いにノリノリで喜んでいました。日本人で、あれだけ歌いこなせる人はイカメンの記憶の中では、オガポンしかいませんね。

という訳で、イカメンの充実満足の一日は、こうして午前様へと繋がっていきました。

では、また!



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