どうでも備忘録から
17日(水)の晩は、予告通りに荻窪ライブバーBUNGAのアコナイトに、3組の綺麗どころに混じり込んで黒一点で参戦して来ました。この時の動画はいずれアップします。YouTubeには既に上げていますがね。(^_^;)
18日(木)5時46分、気のおけない仲間と人形町「をぬま」で一献、
19日(金)6時01分、我がオフィスのドクター送別会
20日(土)3時21分、ジョグ6.6km、秋葉原スタジオ「リボレ1」で、新ユニット『刺身のツマ』の3時間耐久練習⇒いつもの「土風呂」で一献
21日(日)4時39分、ジョグ11.7km、憧れの松岡正剛が主催するISIS編集学校の本拠地、豪徳寺の本に埋もれた空間で、2時間のめくるめく『エディットツアー』に参戦。
22日(月)3時26分、ジョグ4.4km、免許更新して、幸手市杉戸町にある「雅楽の湯」で嫁と温泉三昧
23日(火)3時42分、ジョグ4.8km、
24日(水)3時27分、ジョグ4.2km、図書館へ予約本プラスアルファの本を借りる。
25日(木)3時12分、ジョグ3.5kmで今月累計97.5km。借りた本をアップしたら、最近お気に入りのサイエンスナビゲータの桜井進さんを囲む『数学同好会』に遊びに来ないかとの嬉しいお誘いが、前職後輩のY君からありまして、、7月3日の夜は横浜中華街で開催されると言うその同好会に出席を決意。。
メンバーはIT経営者、大学教授、ラジオパーソナリティー、コピーライター、浮世絵研究
家、落語家、OL、大学生、サイエンスナビゲーター等です。要は数学の話題を肴に軽い飲
み会です。会費は飲み放題中華で4,500円
主賓は勿論、桜井進さん。写真にあります『数学で宇宙制覇』の著者であります。
ほんとにフェイスブックが取り持つ縁とでも申しましょうか、普段ならそう簡単にお会いは出来ませんが、集まるメンバーにも大変興味津津一体どんな人たちが集まる定例集会でありましょうかね?
もしかしたら、またとんでもない出会いが生まれる強い予感がシテマイリマシタ!
一昨日借りてきた本たち最近のイカメンの嗜好が垣間見れますかね? |
すなわちつまりは?
読書三昧だったのと免許更新にかこつけた温泉三昧と、ジョグ三昧の三拍子揃って、ブログ未更新8日間となっておった訳でして。
ともかく内容の濃ゆ~い8日間となりました。
さて、本日はこれで
https://www.facebook.com/events/1454952401470818/
明日は
https://www.facebook.com/events/1640666016165448/
これに『刺身のツマ』がデビューします。お時間ある方は是非どうぞ!
最後に今日は遅めの出社なので、、
感激した本たちの感想なんかを少しばかり、、、
「なぜあの時あきらめなかったのか」小松成美著
せっかく借りたけど、以前この本は、2分の1読んでることが判明。
しかし、共通する何かが掴めそうなので一から読み直してみたら、殆どの一流人は試合中にゾーン状態を経験してから、大きく伸びている事が分かった。
『諦めない心』はタイトル道理に全員に共通するが、それ以外にも、ある意味「開き直り」がある。
自分にはもう後がないのだから、失うものはない、だからこそ、ここで焦らず勝機の一瞬に前へ出る事を決意しているのだ。負けたことをモチベーションに変える力も必要だ。
それから、スポーツ選手に多いのは、兄や姉が先にやっていて、その中に入って同じ様に出来る事で、一気に伸びていくと言うタイプ。サッカーの遠藤もアイススケートの真央も、イチローもそうだ。
そして、他人と競うのではなく、昨日の自分に負けないで、日々昨日の自分より成長すること、自分の限界を超える事が唯一の目的となっている。他人の評価や批判など自分の力で変えられないものは、意に介さない事も共通している。
試合では無心のうちに技が出せるだけの猛練習をしている。気持ち次第で流れが変わることも知っている。初代山の神の柏原はコーチから「勇気ある走りと無謀な走りは違うと教えられた」と言う。
トップに上り詰めると、次に来るのは、自分の恐怖心との戦いのステージ、追いつかれるかもしれないと言う恐怖。
彼らの言葉を集めてみよう。
『逃げたら終わり』『他の誰かの為にという使命感』『情熱が限界の壁を破っていく』
『極限の苦しさを超えるという喜び』
『最高のパフォーマンスを提供し続ける』
『技が多すぎると瞬時の判断に時間がかかる。敢えて決め技を絞って選択肢を少なくする。』
『ゴールすべき飛球線が見えた。』
『相手の顔色が変わってきて、いけるかもと思った。』
『エリートじゃないから強くなれた。』
『集中とは、言葉で意識するものではなく、状況を把握したり戦略を考えたりしていれば自然とその世界に入っていけるもの。時には限界を知り、夢を追うだけじゃ結果を出し続けることは出来ない。』
『朝起きるたびに強くなっていると実感出来た。日々気持ちが充実し、疲れも全く感じなかった。』
『後の先を会得する』
『不調の時こそ人はお前を見ている』
『不安がない選手はプロでは活躍できない。練習してきたすべてを出し切る瞬間に自分を表現できる時間を持てたことを幸せに思う。』
はてさて、誰の言葉かお分かりになりますかな?いずれも超一流のアスリートの言葉です。
「イチロー・インタビュー」小松成美著
イチローがメジャーに行く直前までのインタビュー、マスコミ嫌いと言われた彼が、小松さんを信頼して様々な角度から応えてくれている。
野球というものを本当に愛し、理解してプレーするイチローの凄さが手に取るように見えてくる。ホームランよりヒットをいかに打つか?メジャーに行く前にストライクゾーンが日本より広いと知ると、敢えて日本ではボールになる珠を意識的に打ってみたり。
信念を持ってプロとして仕事に取り組み、ミスをした時こそ多くの情報が得られ、そこから大きくする飛躍するヒントを掴み取る姿勢は、野球以外のものにも十分活かせる極意みたいなものだろう。
「データの見えざる手~ウェアラブルセンサが解き明かす人間・組織・社会の法則」矢野和男著
もう、この本には完全にノックアウトされた。
無味乾燥なビッグデータというものを、世の中がこう名付ける7~8年前から、ウェアラブルセンサ(加速度センサ付き)を使っていかに仮説を作り上げるか?そこから何を読み取るのか、定性的と思われた人間の感情や社会現象みたいなものも全て定量的に説明がつく。
それは人間が勘と経験から気付きを得る限界的なものではなく、無意識に潜在的に現れる身体反応~名刺型センサーを使った人と人との会う頻度や手の動き、身体の角度など~から導き出されるものがある。
一見我々の自由意思と選択で決まっているように思える1日の行動ですら、優先順位が実は科学的法則の制約に支配されている。
これらは、人工知能と呼ばれる「質問応答型」「パターン識別型」よりは「運転判断型」と言うビッグデータのアナリスティクスを不要にする学習するマシンによって解き明かされる。
これからはコンピュータ自らが学習して、人間の身体・社会的な法則性や制約も理解するものに発展して行く。
人間はアルゴリズムを考えている場合ではない。過去の大量データから学習するマシンが、アルゴリズムを自動作成するようになる。
人間のやるべきことは、むしろ自動生成されたアルゴリズムから導き出される判断を実行する事、目的が定量化不能で未知であっても、曖昧で定性的でも前進し意思決定する事、結果に責任を取る事になって行く。
これらの考え方のベースは既にアダムスミスが、「国富論」と「道徳感情論」を出した時、経済性の追求と人間らしさは両者が強調し合ってうまくいく体系であると主張していた。でも、前者のみが一人歩きしただけだとの指摘には驚かされた。
「直島宣言」にあるように、これからは「科学技術」と「サービス」が融合し、イノベーションを起こし共進化して行く、それは社会活動から蓄積されるデータが、矢野氏が名付けた「ムーアの法則」を引き継ぐ『データ指数拡大の法則』に基づき進行していく。
そして、科学としての確立と技術開発と社会実装が、リニアモデルではなく、同時進行する時代が始まっていると教えてくれた。本当に刺激的な本であった。矢野氏が作った『ライフシグナルズ』を使ってみたいと強く思った次第である。
以上、本日は久し振りなので、思いっきり長めでした。お疲れ様でした。
では、また!