2017年8月2日水曜日

イカメン、「始めよう 道具はすべて 出揃った あとはコツコツ 積み上げるのみ!」」

おはようございます!今朝は午前3時48分の起床でした。17日ぶりの投稿になりますか。。。ほんと最近さぼり気味ですが、、、それだけ日々が充実しているという事にしまして、、、と。

実は、結構大量の読了した本についてまとめたいとは思ってはいるのですが、、

取り敢えず2度目のチャレンジでも全量読破が叶わない重厚な本が、サミュエル・ハンチントン著「文明の衝突」です。

名著であるのは間違いないのですが、何せ500ページはくだらないので、結局、序文、はしがき、目次、中身5分の1、最終第5章「文明の未来」、訳者あとがきしか読めてませんが、、、

一言で申しますと、

結論
『来るべき時代には、文明の衝突こそが世界平和にとって最大の脅威であり、文明に基づいた国際膣す御高祖が世界戦争を防ぐ最も確実な安全装置なのである。』との事です。

訳者のあとがきがとても良くまとめてありますので、それを引用しますと、、

『冷戦後の世界では、イデオロギーではなく文明のアイデンティティによって統合や分裂のパターンがつくられている。人間は自己の利益を追求するうえで、まず自信を定義づけなければならない。

その定義づけ、アイデンティティの追求が文明間の紛争につながる。それは他社との関係で規定されるものであり、「われわれ」対「彼ら」の構図が政治の世界にはほぼ普遍的に存在し、現代社会では、「彼ら」が異なる文明に属する人びとをさす傾向が強まり、冷戦後対立がなくなるどころか、むしろ文化にもとづく新たなアイデンティティが生まれて文明間の対立が生じている。』

『著者は文明を、①西欧②中国③日本④イスラム⑤ヒンドゥー⑥ラテンアメリカ⑦スラブ⑧アフリカの八つに分類する。世界に「普遍的な文明」が生まれつつあるのではなく、西欧のリベラルな民主主義を普遍的なものとする西欧の考え方があり、他の文明圏から見ればそれは帝国主義とうつるという。
東アジアの経済成長とイスラムの人口急増によって、中国文明とイスラム文明の勢力が拡大し、「儒教ーイスラム・コネクションを形成して西欧に敵対する。こうして今後の世界は、「西欧対非西欧」という対立の構図になるというのが、本書の主張だ。』

そして、
『来るべき文明間の戦争を避けるためには、まず第一に中核国が他の文明内の衝突への干渉を慎むこと、第二に中核国が交渉を通じて文明の断層線(フォルト・ライン)で起こる戦争を阻止すること、第三に普遍主義を放棄して文明の多様性を受け入れ、そのうえであらゆる文化にみいだされる人間の「普遍的な性質」~共通性を追求していくことが必要である。』

とそれが先ほどの結論に至る訳です。中々に含蓄に富んだ本でしょ。

と言う訳で今日はこの辺で、ジョグに出かけるのでした。
タイトルコールの内容につきましては、また後日に。。

では、また!

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