おはようございます!今朝は、午前6時59分のチョー遅い起床。
当然?腰防・腹筋・ジョグ、どれもこなせず、怠惰な朝です。しかも、このブログを書いているのが、もはや午前9時過ぎ、もうじき本日の我が家の、いや、ご当地草加のグルメフェスタが、開催されようとしています。やばい、時間がない!・・・・
で、なんでそうなってる?何故かって?
それは、昨日のルービーハッピーズのライブに行き、ステージ終了後の、とてつもなく愉しい、音楽バカたちの饗宴まで、居残っていて、その上、あろうことか?その輪の中に混ぜて?いえ乱入させて、もらった興奮のせいなんです。
そして、寝起きに、香川照之「慢性拳闘症」の面白さに、たまらず一気に、読み終えてしまったから、ほんとに感動しました。「あしたのジョー」映画自体は、まだ観ていませんがね。・・後に、ライムスター歌丸の解説をYou tubeで耳にしてしまって、ちょっとショックでしたけど・・・・
つまり、丹下段平がボクシング界から、何故はじかれてしまっていたか?と言う、過去の実写版では、当然に描かれていた筈の、この物語のバックボーンともいうべき胆の部分が、完全に削除されていたと・・・その結果、様々な意味で、困窮の中から、少年院上がりの矢吹ジョーと二人で、まさにどん底から、這い上がっていくという物語の芯が、ぼやけてしまった。しかも、ドヤ街の貧しい少年達の描き方が、とても雑だったから、泪橋を逆に歩き出すジョーにも、中々感情移入できなかったと・・・・・・
でも、感動したのは、正に、ボクシング自体を愛し、そのために、山下、伊勢谷、香川たち俳優陣が、どのようにこの「あしたのジョー」に取り組んだかと言う部分なので、なるほど、当時の漫画を知るイカメンでも、歌丸の言うそんな深い背景なんか、知らずにいたなあと・・・しかし、それは、まあ映画通の人間の意見として、拝聴しておこうと思う。
あとがきの中で、中々いい話が出ていたので、ここにご紹介しようと思う。
それは、剣岳の映画で、撮影の為に、何日も、富山の険しい山を、登ったり下ったりだけを、風雪や寒さに耐えながら、繰り返していた時の話だ。俳優やスタッフ達が、もはや、何のためにやっているのかすら分からなくなり、体力・気力とも限界に達していた。正にその瞬間、最年長になる70近い木村大作監督が、こう叫んだという。
『いいか、お前らあ!今なあ、俺たちは山を登っている。そうだな、苦しいか?苦しいだろ!
でも、下りは?山を下りている時はどうだ?楽だ、楽だろ。登りに比べたら、少しは楽だろ!
そこだ!それなんだ!人生なあ、楽な時は、落ちている時なんだ!
今は楽だなあと思ったら、それはもう人生落っこちてる時だ!
いいかあ!逆に苦しいときはな、登っている時なんだ!
苦しいと思っている時こそ、人生上っているんだ!』
とても、素適な激では、ないか。「それで、落ち込みながら「今日」を気が狂ったように頑張るしかない。いつでも、自己犠牲をして、苦しい方を選ぶということ、嫌だと瞬時に感じた方を選択すべきだ。」と香川さんは、結んでいるのだ。だから、彼の芝居には、一種の狂気を含んだいい味が出ているのだろう。
しかし、イカメンはちょっと、違うのだ。
『下りこそが、一番大変で難しく大事なのだ。登るだけなら、歯を食いしばって耐えていれば、頂上には、行けるかもしれない。でも、下りを含めてはじめて登山は成立するのだ。エベレストみたいな厳しい山には、頂上まであと100mでも、勇気を持って下山する決断が必要だ。そうでなければ、死が待っているだけだ。』
三浦雄一郎とか、野口健などの登山家たちが言っている。
だから、、ただ苦しみ抜いて、がむしゃらに頂上目指して、突き進むことは望まない。
苦しい時ほど、喜びを同居させたい。楽な時ほど、油断せず「あした」をじっくりと考えて、次の一手を来たるべき未来のための布石に、していきたい。その時に、様々な可能性を探り試したいと思う。結果は後から、ついてくる。今までもそうだったし、これからもそうありたい。
確かに苦しい時は、後から考えれば、経験値のレベルを少しずつでも引き上げているが、本人的には冗談じゃないはずだ。まるで、成長期の子供が経験するオスグッド病みたいなものだ。(ちょっとたとえが変かも?)だからこそ、その状態を自覚的に悦びにしたいと念じるのだ。
さて、イカメンの「あしたは、どっちだ?」
⇒いかん、洗脳されかけとる!
ところで、前段の大塚、エスペト・ブラジル、ルービーハッピーズの宴について、ひっぱり過ぎた嫌いもするが・・・・・・
とても、素晴らしい演奏とオガポン、Katsukoの歌声だった。まあ、一人のやたら表情筋が豊かな不思議おじさん以外は、Katusukoさんの生徒御一行様とイカメンの様なバンドメンバーの友人知人関係者だったが、・・・・総勢20数名。とにかく、観客を巻き込んでのご機嫌なライブは、流石のひとこと。ダンサー『たけちゃん』がいつもの正装で、さらなる盛り上げもつけてくれていた。
Katsukoさんのホイットニー、本人的には難しいとおっしゃていたが、息づかいがやはり見事だったし、アンコールの締めは、待望のオガポンの伝統芸能が聴けた!そう、アルジャロウの「Spain」だ。1部の最後には、イカメンもカラオケで嵌っている麒麟麦酒のCMにも使われているジプシーキング「Volare(ボラーレ)」を、オガポンがアコースティックギターで、フラメンコ風に演奏しながら歌ってくれた。歌だけでも大変だが、ギターと一緒にやると、ほんまに格好良かった。
正式に、大王(Bs)と師匠(Dr)に、オガポン、ひーちゃん(Gt)、井上大先生(Gt)にも紹介してもらった。そしてギターのひーちゃんさんとも、色々話をさせてもらった。みんなイカメンより年下ではあるが、音楽では大先輩。みんなと話すうちに、好きな音楽の共通点なんかも、あって、楽しく過ごせました。
そして、・・・・その日は、行く前から終電をバッチリ調べていたので、初めてライブ終了後もメンバーと一部の人たちに混じって居残りをしたのです。お店の方々も、それじゃあ3ステージ目をやってと煽り立て・・・・ギターの井上さんが、何故かドラムに座り、オガポンとKatsukoさんが、適当に知ってる曲を歌って遊び始めた。なんか、とってもいい~感じのユルサだ。
生ビール、レッドアイ、みんなとワインやら飲み進み、最後には、サトウキビから作ったアルコール39度の強烈なイピオカのカクテルにまで、手を伸ばしたイカメン。もう、ホントにメンバーと一緒に盛り上がってたら・・マスターが、コンガを2台持ってきてくれたので、ドラムの師匠に先輩の特権みたいに?教わりながら、そのユル~イ演奏の輪の中に入れてもらって、大喜び状態。
そしたら・・・突然、ギターのひーちゃんが、イカメンを立たせて、エレキを首にかけたではないか!
「えっ!なになに?ちょっと待って」
「いえいえ、いいからいいから、Change the world やりましょう!」ってことに・・・・・・・
そう、彼と音楽の話をしてた時に、生まれて初めてライブをやって、ホントに面白いもんだね~ってその曲をやったんだと言ってたから・なんですが・・・・まさか?を担いだ金太郎です???
なにせ、エレキギターなんて殆ど弾いたこともないし、既に泥酔一歩手前だし・・・でも、だからなんでしょうね。もはや、完全に理性と言う結線が何本か切れてしまっているイカメンです。師匠や大王、Katsuko先生までに囃し立てられ・・・そして、何とボーカルのオガポンが、「どうぞ、ここに歌詞もありますから」と勧めてくれている。
残った数人の客や店のスタッフが、面白そうに見つめる視線を感じつつ、ええいままよ、パパはどっかへ行っちゃった!?と意を決して、やっちゃいました。練習打ち合わせなしでも、すっと一緒に演奏してくれるルービーは、流石ですが・・・聴かされた人たちは、溜まらんかったかも、でもライブの後の戯れ事だから、相当大目に見て頂きました。
よっぱらいのChange the world は、クラプトンもびっくり?え~歌詞なんか、殆ど飛んでしまい何語か分からんが、最後まで人生初のエレキギター弾き語りして、歌っちゃいましたよ。でも、なんだか、とっても楽しかったんですね、非常に個人的な話ですけど・・・・・・・
まあ、いっちょまえに拍手(多分お義理?)を貰って、また席に戻りコンガを股にはさみ、その後も遊んで・・・終電も近づいたので、みんなとお店の人に挨拶して、帰ったイカメン。勿論、午前様の帰宅でした。
そこで、お勘定をするときに、お店のママさんから、
「どこで、ライブやってらっしゃるんですか?またうちでも・・・・」とか聞こえた気がした。
「いやあ~まだ駆け出しもんでして、ライブやるようなレベルではないです。」
とまあ、本当にママさんがそう言ったのかすら、もはや今朝は明確な記憶はありませんが・・・・・・
とんでもない嬉しい錯覚と楽しい気分にさせてくれたルービーハッピーズの面々に、感謝感謝のサタデーナイトフィーバーは、これにて、お開きでございます。
と言う訳で、タイトルコールとあいなりました。
ご清聴?ありがとうございました!
では、また!(色付けはグルメフェスタから戻ったら・・)
はい、草加グルメフェスタから、先ほど戻ってまいりました。ちょと考えが甘かったですかね、12時ごろに行ったら、25あるブースの殆どが、完売状態。結局、残ったブースに三人で手分けして、並びました。
なんと!2時間30分もかけて・・・たった300円のチジビバーガーと、カレー&インドリ家の唐揚に!いやあ、ホントに参りました。そして、疲れ果てました!来年もあれば、早めに来ようと誓ったイカメン家族でございました。
’10年ハーフ、’19年ホノルルフルマラソン完歩「人生一時が万事ーJump」で挑戦の爪痕記すブログ。’12年IKAMEN初ライブ、プロJazzシンガー裕子に触発され、弾き語リスト藤丸は、’13年武者修行開始、ClubVoice,BUNGA,を皮切りに,GoldenEgg,路上ライブ、’15年刺身のツマ’16年藤丸TryAngelを経て通算155本超。ゴルフは85で引退、男前料理、数学同好会参加と煩悩尽きず。’16終の棲家に小屋裏studio設置、ココパーム、ZippalHall,ShockOnに出演、’19ライブ28本神田イゾルデで、THE MAGASUS始動、’23年ついに六本木ホオキバスクエアでワンマンライブ成功。年1000km再挑戦。’20年よりイシス編集学校「守・破・花伝所」’21年師範代「一調二機三声教室」で指南、’22年15季離渾在院を満身創痍退院、松岡正剛千離衆となり、益々脳と喉と肉体改造邁進!本定年迄あと1年、音楽活動とジョグとgivと編集工学に没頭して、華麗なる変態を遂げようと日夜努力をしてみようかなと希望する割と本気なブログ。23/07/01更新
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MAGASUS藤丸『離陸まで ほぼ三月なり 有意義に 編集道と 音楽目指す!』
おはようござる。袈裟は、いや今朝の起床は4時49分。まずますの目覚めである。 思い返せば、閏う日の2月29日から、まったく日常投稿ご無沙汰したので、比較的きっちりしているFB投稿をご披露して、徐々に日々の記録に入って行きたい。 では、 3月1日自宅書斎にて 待望の週末は予約本を...
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おはこんばんにちは!ほぼ1か月以上ぶりのご無沙汰です。今日は4年に1度のうるう日です。最近は、「お笑いシン大惨寺」の檀家衆に選任されたことや、何が何でも千日回峰行を成し遂げたいと日々研鑽修行中なので、という言い訳を放ちつつ、この1か月強、別に無為に時を過ごした訳ではないという証...
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