⇒命の母Aならぬ、イカメンに取って、二日酔いの特効薬なのであります。
ところで、今日は、久しぶりに10.5km走って参りました。少し、きつかったけど、スッキリしました。読書の方も、「グレイトフルデッドにマーケッティングを学ぶ」と「『家を買う』前に知っておいてほしいこと」の2冊を読了し、あと「無私の日本人」をどこまで読むか考えて、明朝、図書館に返却しに行こうかと思います。
それにしても、グレイトフルデッドは、中々に凄いバンドです。本当に、30年以上前から、インターネット社会になるよりはるか前から、意識してか無意識か、「フリーミアム」と「シェア」の先駆けを実践し、独自のマーケティングをやっていた訳でして・・・・・それを、デッドヘッズ(グレイトフルデッドの熱狂的なファンのことを彼ら自らがこう呼ぶ)であるブライアン・ハリガンとデイビッド・ミーアマン・スコットが、グレイトフルデッドを通じて出会い、そしてこの本を書き上げた。
というのも・・・
1998年「ほぼ日」で無料のコンテントを、いち早く手がけたのが、糸井重里で、彼がまだ原書がアメリカで発行されていない時に、ネット上で「Marketing Lessons From the Grateful Dead」と言う本を見つけて、「こんな本がある。」とツイートした事から、訳者渡辺由佳里さんと繋がった。
ミーアマンは、訳者の夫で、2004年からネットで無料の情報とアドバイスを提供し続け、時代に先駆けて電子書籍を無料提供したことをきっかけに「New Rules of Marketing and PR」を刊行して、世界的なベストセラー作家になった。
ブライアンは、ハブスポット社を2006年に立ち上げ、ネットで無料のコンテントを提供した。「ウェブサイト・グレーター」と言う自社サイトの見つかりやすさを100点満点で採点してくれ、検索率がより向上するヒントを与えてくれる無料ツールを作り、それらを基に大会社へと成長させた。
この3人が、2010年12月にハブスポット社で出会い、この本の邦訳出版に到る訳だが・・・
ブライアンとミーアマンは勿論だが、糸井氏の先見の明と言うか、アンテナの高さに、ただただ脱帽するイカメンである。とにかく、この邦訳本は、とても面白かった。皆さんにも、是非ともご一読オススメする次第である。
今日は、グレイトフルデッドのやり方を、キーワード的なものを羅列するに留めるので、これを見て皆さんのアンテナが、反応すれば、是非、この本を借りるなり、買うなりしてみられると良い。
因みに、Grateful Deadとは「感謝する死者」の事で、正式な埋葬を拒まれた死者を助けた英雄に関するバラードの一種だそうだ。⇒ちょっと、意味不明だけどね。
・大衆操作的なマーケティングの対極にある。
・常に人に「見られている」ということが、いかに仕事に効果をもたらすか、共感を呼ぶ物語がそこから立ち上がることが必要。
・機能よりも官能。快楽原則を大事にして創りあげる事。つまり、ワクワクするものであること。
・ライブ体験を大切にし、ファンに自由に録音させ、会場にテーパー・セクションまで作って、手作りのテープをファン同士が交換する事を許した。
・より、音質の高いものを求める人のために、自分達が録音したものを、ライブが終了して15分後には、録音版のCD3枚組をセット販売する仕組みを作った。
・無料の音楽が、ファンの口コミネットワークで拡がって行く。
・「コントラリアン・マーケティング」の壮大なケーススタディであった。
・チケットは、必ず直接消費者に販売し、中間業者を入れなかった。
・ライバルを観察しても、決して真似る事はなかった。
・ステージでは、同時即興が行われた。ライブごと、毎回、曲順も演奏のアレンジも異なった。
・常に最新鋭の技術を取り込み、クリエイティブなプロセスが促進され、最高レベルの成功を得た。
・これまでにないカテゴリーを作ってしまった。
・ブランドを厳密に管理しすぎず、「個性」を表現できれば見た目が多少違っても認めた。
・ライバルを排除せず見方にしてしまった。
・商品やアイデアを真似するものと、提携してしまった。
などである。
さて、最後に、タイトルコールは、これからのイカメンの行動全てに共通する決意表明みたいなものですが・・・・
イカメンの二度目のチャレンジを、行います。曲は、3曲だけですが・・・・後、3日。今度は、手に馴染んだ自分のギターを持って、ちゃんとやりたいと思います。
万一、お暇な方がいらっしゃいましたら、どうぞお越し下さいませ。チャージはありませんからね。今度は、司会がいらっしゃるので、お客さんが一人もいなくても、他に出演者が一人もいなくても、司会と店の人がいれば、前回と同じですから・・・ 大丈夫でしょう。って何が????
ライブバーBUNGA http://www.livebar-bunga.com/
2013'01.16 (Wed)
では、また!
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