2013年2月10日日曜日

イカメン「幸せな 音の波間に 浸りきり 二日続けて 充実の夜!   」

おはようございます!今朝は午前5時29分の起床。8日が5時半、9日が6時と遅めの寝起き。そういえば本日は、三連休の中日です。

さて、この2日で、イカメンが見聞したものとは?

まずは、完全なる音楽三昧の夜。音のゆりかごに毎晩揺られながら、珠玉の時間を過ごした訳でして・・・・

8日(金)は、バンマスのピアノの先生だったMさんのワンマンライブに、行って参りました。

場所は、大塚にある「Welcome back」は、割りと広めのライブハウスですが・・・・・イカメンが、仕事帰りに行って見たら・・・・既に超満員でした。

「本日は、相席でお願いしています。お席で、ワンドリンクを注文して下さい。」と言われるものの、そもそもその席がありません・・空いてると思って、「ここ、いいですか?」と女性に聞いたら、「すいません。」と連れが来るみたいな素振りで断られてしまい・・・・・仕方なく、何とかステージの見えるトイレの脇に暫く立つ事に・・・・

とうとう、MさんとベースのH君、ドラムのIさんが登場して、オープニングが始まろうとした時、ようやく椅子だけスタッフの人が持ってきて・・・・

おシボリとメニューを渡され、注文を取って来たので、少々むっとしたココロにゆとりのないイカメンは、「置き場所がないから、いいです。」と断ったら、・・・

「いえ、お一人様ワンドリンクになっていますので・・・」とお姉さん。「じゃあ、もう少し後からお願いします。」と答えつつ・・・

ちょっと、入場料が3千円と高めの料金設定で、スーツ姿で来てるのは、イカメンただ一人、ちょっとした場違い感もあったので、・・・・・「ン~、帰ろうかなあ~」と思ったりなんかしました。

でも後で、こう思ったのは、大きな勘違いだったと気付きましたけどね。だって、アマチュアやセミプロなら、2千円の設定でしょうが・・・・プロのライブですから、これがミニマム料金だったんです。しかも、十分すぎるほどの元が取れて・・・どこまで、せこいんだ?

1曲目が終わる頃に、マスターが、「前の方に相席をお願いしましたから、どうぞ。」と言ってくださり、行ってみたら・・・

なんと!先ほど断られた女性の前の席に・・・・ますますココロがひねくれ始めたイカメンは、その人には、御礼を言う気にもなれずビールを注文したのです。まあ、後で、彼氏みたいなのが、第二部から来たんで、許してあげましたけど・・・・

そんな下らないことはさておきまして、

M先生の訥々とした冷めた感じのMCは、緊張もあったのでしょうが、。。。それとは、好対象にひとたび演奏が始まると・・・・・・・

会場は、ため息と熱い空気につつまれました。

勿論、音楽的レベルの高さにため息が漏れた訳で、「これが、プロなんだ!」って思わせてくれる曲の構成やステージングでした。多彩なゲストも、必聴でした。

今、手元にあるWelcom backのスケジュールチラシには、こうあります。

「庄野真代、あさみちゆきなどをサポート、アレンジャーとしても活躍。様々なジャンルのライブ、レコーディングに参加するほか、アーティストや企業への楽曲提供などでも活躍中」と・・ピアノの先生だけじゃなかった訳ですねMさんは。

我らオヤジバンドのIKAMENにレッスンをつけてくれた時、ブルースピアノなんかが、上手いなあと思ってたんですが・・・・

で、ステージには、我がボイトレの先生が組んでるツインンボーカルユニット「ダイアナブルー」も登場。以前は、生徒達のライブでバックコーラスをしていたのしか知らなかったが、一二部計6曲ほどメインで唄ってくれて・・

これが、圧巻の上手さ。

Mさんと三人でやった「スキャット トルコ行進曲」なんて、古典芸能の名人芸を見せられてるみたいに、三人のコラボレーションというか、掛け合いの絶妙な間合いが、イカメンの脳裏に鮮明に焼きついた次第。

基本形は、Mさんのグランドピアノ、H君のベース、I君のドラムのトリオで、「Why not.」などの本格ジャズをとてもカッコよく演奏してくれて、随所にゲストが登場して、盛り上げてくれると言うステージングは、流石プロと感心した訳で・・・・


もう一人、忘れられない存在が、もう一人のキーボーディスト フラニさん。ピアニカをあれほど駆使して、ピアノと絡んだジャズを演奏する人は、お目にかかった事はありませんでしたね。。おまけに、Mさんとの連弾曲が、ベートーベンのピアノソナタ第8番第3楽章「悲愴」

「この曲が、昔からある曲に似てると思っていました。」とのMCで始まったら・・・・Mさんのピアノに合わせて、フラニさんが繰り出したピアニカでのフレーズは・・・「ターラ-♪タララら~♪た~ら~ら~らら~♪」・・と言う。そう、あの「暴れん坊将軍」の主題歌。これには、会場からドッと笑いが起こった。その後は、二人がピアニカとピアノを交代したり、立った状態で並んで連弾を始めるわ、その連弾の右と左の場所を途中で交代するは、と。。。

これもまた、染之輔・染太郎師匠の演芸を見ているみたいな名人芸。音もリズムにも、一切の乱れ無く、高度な技術に裏打ちされ、繰り広げられる演奏。ピアノとステージを疾走しながら、フラニさんが、時折繰り出すお玉トーンでの将軍様の声、もう、会場は笑いと感動の渦に・・・・ってな訳です。

そして、ラストがダイアナブルーの歌。これも、実に良い。自分達でも安田・由紀さおり姉妹と称していたけれど、ダンサブルで、パンチがあって、ハモリの掛け合いが絶妙、どちらがメインをとっても抜群!なのである。

もう、最初の苛立ちや帰ろうかななんて、一度でも思ってしまった自分が、情けなくなってきたイカメン。

アンコール曲の最後は、名曲「You've got a friend」で決まり、思わず涙が出てきそうになった。

これが、Mさんの「ワンマンライブ~with friends vol.1」だった。

暫し、感動と興奮を抑えながら、K先生とSさんのダイアナブルーに、「素晴らしかったです!」とベースのH君とも「お久しぶりです。流石、素適だった。」等と挨拶を交わし、出口で観客達を見送るMさんに、「本当に、素晴らしい音楽をありがとうございました。思いっきり満喫させてもらいました。是非、Vol2やって下さい。」と別れを告げて、帰宅したのでありました。

その後、アップされたフェイスブックに、感想をコメントしましたら、、、
昨日はありがとうございました☆
楽しんで頂けたようで何よりです(^^) イカメンさんもお友達、ですので、いつか共演してくださいね!vol.2もがんばります!

なんて・・・天にも昇るコメントが・・・えっ?このプロの集団で共演させてもらえるかもしれない!・・・え~、勿論、お愛想でしょうがね・・・でも、精進すれば何とかなるかも?っと思って頑張ろうと誓ったイカメンです。

とまれ、後はポッドキャストの「学問のススメ」に登場した坂田明さんのミジンコと生命、そして音楽の話について。。。そして、昨晩のルオカラのライブ記を・・・書こうと思ったのですが・・・・

これから、「Ted」とか言うテディベアが主人公の映画を嫁と観に出かけるので、明朝にしましょうかね。一言だけ、坂田さんの素適な言葉をご紹介して本日はお開きです。

『音は、魂の乗り物である。』

以上です。

では、また!

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