2013年2月6日水曜日

イカメン、「大切(大雪)さ 事前の備え する為に 転ばぬ先の 杖を創ろう!??」

おはようございます!今朝の起床は、午前5時6分でした。4日が4時0分、5日が3時25分ですから、ちょっと遅めです。

何でか?録画していた大好きな「紅 蓮次郎」シリーズを観ていたから。。。良い子の大人の寝る時間をはるかに越えて午後11時就寝だったから。

さて、

今日は先月14日以上の大雪になるとか?午前5時半現在は小雨ですが・・・交通機関の乱れも予想されるので、一昨日、昨日に続いて、早めに出勤です。なので、今日も今日とて時間が、殆どありません。・・・・

早速、本日のタイトルコールは、二重の意味を被せてみました。少しテクニカルな?啖呵です。とはいえ、レベルが元々低いのですが・・・・

表の意味は、

本日の記録的な大雪の予報に対して、今までに無いくらい、国も、個人も事前準備に力を入れているなとニュースで知ッた次第です。
・・・車やさんで、一日3個平均のタイヤチェーンが、300個も飛ぶように売れていたり、除雪用の融雪材として、道路に塩水を撒くとか。。。。その癖お気楽なイカメンは、金欠だから、今日の打ち上げは順延になっていいかも?早々に帰宅して、読書三昧が出来ると喜んでたりするのですがね。

ともかく、出社時に履いていく靴だけは、積雪用のウオーキング・ビジネスシューズにしようと思っています。

裏の意味は、

今読み始めている竹村真一著「地球の目線」からの触発です。もうそりゃあ、彼の話は、既にイカメンの数少ない目からウロコが、たった50ページの間に、何枚剥がれ落ちて行ったか分かりません。

事前の備えの大切さと言うことを痛切に、自覚させてくれる話が、どんどん溢れてくるのです。その為にポスト石油時代「太陽系エネルギー文明」の幕開けへと日本が牽引していく資格、実績があるのだと気付かせてくれるのです。

『荒ぶる自然に手を加え、急峻な地形で、洪水などで、あっという間に海に流れ出てしまっていた川の水の流れを調律し、スローな水を田んぼに導く事で、昆虫や魚や鳥など他の生き物にとっても繁殖しやすい環境を創り、結果的に生物多様性を増進させてきた。

つまり、日本人は自然に手を加えることで、生物多様性の増大にもつながる、より高次の自然をデザインしてきたからなのです。』

自然を征服し克服しようとしてきた西洋文明にはない実績とその資格があるという訳ですね。ビオトープを生活の中で、自然と創りあげてきたのが、日本人と言う訳です。

そして、大切な事前の備えとは?

『地球の変動や変化は止められなくとも、変動に対して耐性のある強靭(ロバスト)な社会を設計する事は20世紀型の脆弱なグローバリズムをリセットして、自立分散と多様性に基づく新たな「地球安全保障(グローバルセキュリティ)」の体制を構築するのがまず急務。

異常気象や気候変動をコントロールする事は出来なくても、それを精確にモニタリングする「地球診療システム」により、その被害を最小限に抑え、地球の呼吸にダイナミックに同調・適応してゆく事も可能だ。』

として、

『近未来の大規模な気候変動や海面上昇を前提として、世界の沿岸都市を”たとえ水没しても大丈夫な”ラディカルなデザインへと転換する。~変動する地球を前提として、”地球目線”で考えれば、既存の常識をリセットし、・・・・気候が変わり、見慣れた風景が変わってしまっても、平然とそれに適応して新たな都市文明を構築していく、たくましい人類でありたい。

それは、例えば津波が来たら、二階以上が、自動的に切り離され、ホバークラフトみたいに水に浮かぶ事で、助かるみたいな・・・・


人類は進歩しすぎて、自然を破壊しているのではない。

例えば、技術が進歩しすぎて、”エネルギー枯渇”が起こっているのではなく、これまでの私達の文明が「未熟」過ぎた為に、本来エネルギー問題なと存在しない筈のこの惑星に私達自身が創りだして来た人為的限界にすぎない。

という素晴らしいテーゼを提示してくれているのだ。

もうこの考え方を聴いて、一発で竹村ファンになったイカメンなのだ。

同様に、ずっと以前から共鳴していたのが、あの坂本龍一さんで、だから、二人の対談本である「地球を聴く」3.11後をめぐる対話が生まれた訳だ。
なので、セットで借りてきたイカメンである。

地球を聴く?音楽家的発想だなあと、てっきり坂本教授の発案かと思ったら、これもこの「地球の目線」に書かれていた竹村氏の発想だ。

『・・・これは、ここ数十年間の地球史研究の劇的な進展~地層や年縞のレコードに針を落として地球の物語を聴き取るような地道な作業を通じて明らかになってきた新事実があった。・・・・だから、エルニーニョ現象のような気候変動も地球の自然なゆらぎの一環であり、決して”異常”気象と呼ぶべきものではないかも知れず。地震や火山噴火だって、たまにしか起こらない異常事態ではなく、地球の生理に基づく健康な地球の胎動であり、こうしたさまざまな次元での「変動」を前提として、それに適応しうるだけの骨太なソーシャルデザインをここから始めるべきで、地球と言う生きた星のダイナミズムを大きな時間的・空間的視野の中で捉え始めた”地球世代の新たなコモンセンスとなるはずだ。』

火山噴火、台風が何故地球に取って、必要なことなのかは、以前洞爺湖の話とか、鮭が昨年不漁となった話をちょっと前にこのブログでもご紹介した通りである。

まだまだ、紹介したいフレーズが山の様にあるが、この本は2008年に書かれていて、彼はその時、原発の限界と危険性をきっちりと警告していて、彼の主張を真面目に聞いていれば、今回のフクシマ原発の悲劇は、起こらなかったのかもしれない。

ともかく、彼・らの考えは、今を生きる我々が、しっかりと認識しておくべき多くの道筋と示唆を与えてくれ、超興奮状態に入っているのが、今のイカメンなんである。

もう、時間がないので、読了してから、「思索ノート」に書き付け、頭を整理した後、皆さんにご報告したいと思うのであります。

あっ、出来るなら、この2冊は是非、皆さんも、買うか、図書館で借りて読まれることをオススメするイカメンであります。

では、また!

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