昭和50年代以降糖尿病が日本で爆発的に増加したが、 その原因は、
第一に、食生活の変化、欧米化。昭和40年以前は、 米と食物繊維の多い食品を食べて
いたが、それが肉や乳製品、高タンパクの豆類を多く摂り、 甘い果物も多く出回り、日本の
習慣になかった生野菜を食べ、調理に油や糖分、 人工調味料を多く使い、外食も増えて
食事時間が不規則になり、間食夜食がおおくなった。
第二は、 食事回数が二回から一日三食が明治時代の富国強兵政策で推奨され た。当時の
寄生虫がいて、 栄養の半分は寄生虫に吸収されていた時代でなくなり、 糖分や脂質、肉類
乳製品の多い食事を摂っていると栄養過多になるのは必然。
第三は、冷たいものを多く食べるようになった。 大量の消化酵素を分泌し、非常に代謝が
活発な臓器である胃の裏にある膵臓が冷やされると、 消化酵素の分泌が抑制されて、
さらに消化酵素の活性が悪くなるので、消化力が低下する。 すると体は消化の必要のない
ものを欲するそれが「糖質」なのだ。 しかも膵臓は血糖値を下げるインシュリンを分泌して
いるのに低温化で分泌が少なくなるというダブルで血糖値が上がる 結果を招くのである。
なので、丁先生曰く、 和食を中心とした食事を一日二食摂れば良い、単純で飽きるなら
スパイシーなカレーやキムチを少々加えても良いのではないかと提 案している。
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