2012年8月20日月曜日

イカメン、「西洋と 東洋を見る モノサシは グローカリティ それが大拙!」

おはようございます!今朝は午前3時51分の起床。そして、さきほど朝焼けの綾瀬川沿い遊歩道を、約4.5kmジョグしてきました。ただ今ドーパミン大放出・噴出中です!

といいますのも、おきがけにポッドキャストで「吉田松陰論」を聴き、松下村塾で、久坂玄瑞と双璧を成す高杉晋作の辞世の句「面白き事も無き世を 面白く」など、彼の足跡を知り、伊藤博文、山縣有朋、木戸孝允などの話に触発されました。

・・・・ただ、世界史と地理で受験戦争を乗り切ったイカメンとしては、日本史がからっきし駄目な為、・・・新撰組の桂小五郎が、改名し木戸孝允となってたなんて、今日の今日知った体たらくです・・・

だからこそ、今になって、欠けたピースを必死で埋め始めたのかも知れませんが・・・


続いて、いつもの綾瀬川沿いの松並木にジョグに出かけ、走りながら、オンザウェイジャーナル「月刊 寺島実郎の世界」を聴きました。こちらは、禅を世界に広めた鈴木大拙の話。40歳になるまで25年間アメリカの地にいた大拙は、学習院女子の英語の教師として、51歳まで教鞭を取るのですが、そこから一念発起というか自らを練磨研鑽し、あの有名な「禅と日本文化」を著したのが、なんと68歳の時だったという。

その後、西洋と東洋の文化をこう評した。

西洋は『Divide & Rule』分割して再構築して、論理や知性を組み立てていき、そこから一般化・概念化・抽象化の考え方が生まれ、産業発展を促して行った。一方、東洋は、主客分離ではなくて、『主客未分化』で分けずに正反合一というか全体知として、それは仏教の「円融自在」みたいな、リサイクルの思想とでも言うべきものであると言っています。

そして、『外は広く、内は深い』を繰り返し説いていた国際人であり、日本を東洋を知るグローカリティであったそうです。

今日はこの辺にしておきますが、これからの世の中、基軸になる考えを確りと持ち、下腹に力を持っていないと、本当のモノの姿が、見えてこない。それは魂の基軸としての仏教であり、その入り口に立つ鈴木大拙やこの国にいた知性に出会うことだと言う話に、少し感銘した次第です。

では、また!

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