2012年8月25日土曜日

イカメン、「くつろぎの 時空を超えた 愉しみは 4日ばかりの 遅めの休み!」

おはようございます!今朝は、午前3時59分の起床。

随分このブログもさぼってきましたが、『便りのないのは、良い便り?』てなもんで、21日からは結構、濃密な時間と空間を貪ると言うか、満喫していた証左と言えましょうかね。

まあ、皆さんにはどうでもいい事ですが、21日~24日までの起床時間は、午前4時01分、6時11分、6時11分、5時33分。ジョグは?21日4.3km、23日7kmぐらいでした。

火曜日には、めったに行き着けない?六本木で、水曜日は、ベース近くで、そして、木曜日から、世間から遅れた夏休みを頂いた次第です。キーワードは?「旬菜 ゆう奈」「駸々飯店」「ソライエ」「星音の湯」「三芳SA~PASSAR」であります。

ご存知ソライエから見上げた東京スカイツリー

星音の湯の里山バイキング、
山菜の天麩羅の他野菜
たっぷりのメニューは
女性に人気!

この4日間で、大量のアルコールと食材が、イカメンの胃袋を通り過ぎてゆきました。

だから、先週三郷のとある薬局で、ハイキングウオーキングだけでなく、南海キャンディーズの山ちゃんまでが、成功したスッキリお腹の等身大ポスターに、導き寄せられ、買ってしまったDHCフォースコリーを飲みながら、毎朝二日酔い対策のサメの肝油「スクワーレン」で、調整していました。

お蔭で、低糖質ダイエットの成果は、ギリギリ保ちつつ、今日に到っています。

目一杯なのは、腹だけではありません。頭と心にも来ています。

先週から勢いづいた「素粒子と宇宙」への興味と、「鈴木大拙のと言う少しばかり宗教的入り口への誘いに負けて?6冊の本の予約をしながら、3冊の本を先に借りてきてしまいました。この人たちです!

「いっしょに考えてみようや~ノーベル物理学賞のひらめき~」小林 誠/益川 敏英さん。
「読み解き 『般若心経』」伊藤比呂美さん。そして、今の自分にぴったりな「『人生二毛作』のすすめ~脳をいつまでも生き生きとさせる生活~」外山滋比古さん達、であります。

誠に『時宜を得た』と言うか、『的を射た』、或いは『当を得た』 選択でありましょうや!(因みに、イカメンは、『的を得た』と言う知ったかぶりの評論家を知識人とは、認めたくないのです。頑迷に。)

特に、外山さんは、イカメンが書き溜めた「思索ノート」に目次をつけろと教えてくれた方ですし、いろんな生き方のヒントを今まで与えて頂いた御仁であります。(勿論、本を通じてだけですが・・)

それから、小林さんと益川さん、イカメン的には、益川さんのイメージの方が濃かったのですが・・・・

1973年に、「CP対称性の破れ」から、数学的に計算し、それを二人がやり取りして、益川さんが日本語で書いたものを、小林さんが英文でA4わずか数ページに纏め上げ、6番目のクウォークの存在を証明した。それが、2008年にノーベル物理学賞を受賞するのですが、、35年前から、益川さんは、取れて当然と思ったと言われています。


なんで、こんなヤヤコシイ本の渉猟ををはじめたかと言うと・・・・・

徹底的軟弱文科系のイカメンには、この理論を分かりやすく説明して欲しいとの思いが強く、最近聞き始めた「宇宙と素粒子の夜」の影響も加わり、『素粒子と言う超ミクロの世界』と『宇宙と言うマクロの世界』が、密接に繋がっているなら、両方を一辺に理解したいと考えるようになった訳です。

では、さわりだけご紹介します。『CP対称性の破れ』とは?Cとはチャージで、電荷を意味し、Pとはパリティで偶奇性を意味します。偶奇性とは、簡単に言うと鏡の中に映る対照的な世界の事で、左右のみ反対にはなりますが、他はみな一緒ということです。

それが、破れるとは?

プラスの電荷をマイナスの電荷にC変換し、同時にこの世界を鏡の中の左右が反転した世界にP変換したら、どうも元の世界とは、同じになってくれないような物理現象があること。それを対象性が破れていると言います。何かの物理量をいじると、本来、両辺が等しくなる筈の運動方程式の形が変わってしまう現象が起きることを言うそうです。

これを、所謂、理系の賢い人たちが、簡潔に『CPを入れ換えるとは、物理学的に言えば、通常の粒子を反粒子に入れ換え、かつ、鏡像変換を行うこと』であり、破れの現象を説明するには、クウォークが、4つまでしか発見されていない時代に、これでは理論上駄目で、6つあれば成り立つと言うことを論証して、その後、5つ目のボトムクウォークが、そして最近になって6つ目のトップクオークが発見されて、ノーベル賞受賞となったという説明をしてくれるのです。

実は、クオークは、アップ、ダウン⇒チャーム、ストレンジ⇒ボトム、トップの順番に発見されて来ました。そして、ハドロンとは、バリオンメソン(中間子)の総称。
こういった発見には、ラザフォードの実験手法が、未だに活躍していると言いますから・・・つまり、高いエネルギーの粒子を、原子核にぶつけて、跳ね返りから、存在を証明していくと言う方法ですが。。中高生時代に、名前だけかじった随分昔のオッサンが、今も大活躍しているのは、偉大な人物の証拠でしょうね。

バリオンは、クオーク3個で構成されるもので、陽子(アップ2個・ダウン1個)中性子(アップ1個・ダウン2個)のこと。メソンは、クオーク反クオークの2個で構成されるk中間子を言う。⇒実は、このk中間子に関して「CP対称性」が破れていて、なぜそんなことが起きるか、誰も上手く説明できないでいたと言うことなのです。

クオークのような素粒子の世界では、素粒子はいつまでも同じ粒子ではいられず、他の粒子へと次々と姿を変えていくことが知られています。益川氏らは、クオークが姿を変えると言うその場面で、CP対称性が破れているのではないかと考えた。「小林・益川理論」はクオークの弱い相互作用に関する方程式と、その方程式の中に出てくる電荷(C)の項とパリティ(P)の項を、それぞれ反転させた方程式を比較するところから始まった・・・詳細は、もっと読み込んでからにしますが・・

さらに、そもそもこのきっかけとなったのは、南部陽一郎とゴールドストーンの「南部・ゴールドストーン粒子」だそうです。湯川秀樹、朝永振一郎と益川・小林両氏の恩師の坂田昌一も加えると、日本人が素粒子、量子物理学に与えた影響たるや、凄いものがあると思います。

これも東洋思想・哲学で正反合一・主客未分化を統一俯瞰的に見ることが出来る日本人の強味ではないかと思ったりもします。敢えて言えば、益川・小林両氏は名古屋大卒ですが、その後、イカメンの大学で研究されていましたから、み~んな京都の地で、育まれた人達であります。

千年有余の古都の街において、最先端の科学の基礎理論が、発見されていたというのは、京都と広島のハーフのイカメンとしても鼻が高い事実であります。

さてさて、頭が変になるので、この辺にして、ネオ整骨の予約を取りに、ジョグって参ります。っといいましたが、まだ特段首や腰に異常はないようなので、超LSD10km以上ジョグに出かけましょうかね。




あっそうそう!タイトルコールでしたね。

今日のポッドキャストでは、順天堂医大教授で、スポーツドクターでもある小林弘幸さんの自律神経もコントロール出来るという話に飛びついた次第です。

本来、自律神経とは読んで字の如く、人間の意思とは無関係に自律的に動くものであり、交感神経は血管の収縮を、副交感神経は腸の収縮を、司り、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキに例えられ、そのバランスが崩れるとき病気が発症するとされています。

交感神経100%になれば、アクセル全開でパニック症候群。副交感神経100%になれば、ずーっとブレーキを踏んだ鬱状態になるようです。

でも、それを整えるには、人間の体内時計に応じた生活をするのが良いとは、知っていましたが、実は、自律神経もコントロールが可能なんだと小林さんは仰るのです。

それは、呼吸法と血流を良くすることだと・・・・・・・一流プロスポーツ選手が良く言うゾーンに入る為にも、呼吸法などが有効だそうです。

ふと、イカメンは思いました。東洋医学の経絡や人間のつぼと言われるモノへの刺激をする鍼灸治療などは、血流の改善だろう。そして、何より一番興味のある気功術というのも、呼吸法に違いなく、それが自律神経をうまくコントロールすることで、普通では考えられない現象が起こるのではないか?と・・・

おまけに、ボイトレの極意である唄うことも、実は呼吸に尽きる訳だし、・・・

色んな身体を鍛え、技を磨く方法があるけれど、実は、呼吸法と血流を良くすることに究極の答えがあるんではないか?と。。。

全ては、自律神経のコントロール。それに尽きるのではないかと確信に近い気付きをしてしまったのです。
                       ↓

さあ、今日からは、呼吸法と血流の改善につながる身体機能の使い方を、やって行こう!

身体を休めるのも、頭をリラックスさせるのも、ただ、ただ寝転がって、ダラダラしたり、いつまでもボーっとしている事が、いい筈がないことも、これで得心が行きました。

正に?時空を超えた愉しみ方をひとつ得た様な気がしています。

イカメンの夏休みも残り2日です。そんな気持ちを今日のタイトルコールに詠ってみました。




最後に、外山滋比古さんの本で気になるページを発見しました

ボケない為の健康法として、足腰を鍛える散歩のところで、「かつて古代ギリシアで、アリストテレスら逍遥学派といわれる学者達が歩きながら、自然や人間の本質について論考しました。中世になって下火になった「逍遥」は、18世紀に入って再び息を吹き返し、心ある人が歩いて思索にふけるようになります。」との下りです。

この間も書きましたが、科学も文学も芸術も全ての活動が、紀元前4~5世紀から、14~5世紀頃までの約2千年に亘り、完全に停止していたのは、何故だろうって?西洋の世界はキリスト教等の影響で、思考停止していた訳です。プロメテウスの映画みたいな展開を想像してしまいますね・・・どっちが、本当の地球人でしょうか?

しかし、その間に東洋では、仏教が生まれたり、6世紀前後に「般若心経」みたいなものが生まれました。東洋哲学的なものも含めて、量子物理学に強い日本人が出たと言う背景には、その時代に物事の本質を見極める能力が、東洋の地で育まれたからとは言えないだろうか?それは、ある意味高温多湿な森林を始めとする自然との共存姿勢や多神教を受け入れる風土から、生まれてきたといえるでしょうか。

西洋が、砂漠の上での生か死かと言う二者択一と唯一絶対神信仰で、自然を克服する姿勢であったのと好対照をなしているのです。黄禍論の逆の白禍論とでもいいますか?いや、違いますね。

・・・・と妄想したりしたのです。




あっ、もう一冊の本のこと忘れていましたね・・・・

実は、昨年ポッドキャストに出演した詩人でもある伊藤比呂美さんが、伊藤版「般若心経」を朗読してくれて、その内容の素晴らしさに感動して、何度も聞き返して、毛筆で書き写して、悦に入ってた時期がありました。そのネタ本が、昨日図書館で見つけた「読み解き『般若心経』」なのです。イカメンは、伊藤比呂美さんのオリジナルだと思っていたのですが・・・

どうやら、アメリカで育ったお嬢さんの解説が原点だったと、この本で初めて知りました。と言う訳で、この本も中々捨て置けない本になりそうです。

さて、随分、あっちゃこっちゃへ飛びまくり収拾がつかなくなりましたので、
ジョグに行って参ります!
愉しい話は、また別途書きます。

では、また!


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