2011年2月24日木曜日

イカメンのいよいよ2011年が始まる!

という訳で、始まったのだが、今イカメンの頭は、超興奮状態なのである。

ラジオ版学問のすすめで、安野光雅氏の対談を聞き、この人の小学校の先生時代の理科のアリの実験話に惚れ込んだ。アリを2階や3階の高いところから落としたらどうなるか?(死なないらしいぞ!)DDTと砂糖を混ぜたら、砂糖だけより分けて持って行くか?(より分けるらしいぞ!)砂糖の山に各自が自分のアリを置いたら、誰のアリが一番早く巣から行列をつれてくるか?(1時間以上もかかる。先生は、暇らしいぞ!)などなど、、
絵と言う基本の土台は、一朝一夕には出来なくて、小石を水面に一つ一つ落として、積み上げて行く様な物で、水面から顔を出すまでが大変、でっかい石を一気に放り込んでも基礎はぐらつくだけ等等。。
この話を実にインタヴュアーの妙で、蒲田健『絶妙なまとめ方の相槌』で引っ張り出していく、安野氏も「上手いこと言う。その通り!」と益々乗って話していく、毎度のことながらこの掛け合いを仕掛ける蒲田健の腕が冴える。

ところで、腰防体操(既に過去に解説済み)をしながら、感心しつつこんな素敵な(実は世界的な絵本作家・画家でもあるらしい)先生に教えられた生徒がいたら、この番組に出てその時の感想を聞いてみたいと考えた。
そうしたら、番組恒例の「思い出に残る先生」のところで、蒲田が思い出したのか、「そう言えば、以前この番組に出演した藤原正彦さんは、安野先生をあげた。」と言い出した。

「なるほど!やはり」と感動した。藤原正彦と言えば「国家の品格」で、その後、坂東女史らが真似を始めた「品格」ブームの火付け役ともなった大数学者で、イカメンも何冊か彼の本を読み感激した。新田次郎と藤原ていの息子でもある。これだけでもシンクロニシティだと思っていたら・・・・

起きぬけに読んだ小松成美の「和を継ぐものたち」で、京都の釜座(かまんざ)の大西 清右衛門へインタヴューするくだりでも、小松「伝統に裏打ちされた釜を作りながら、同時にご自身の個性も表現なさっていく訳ですね。」大西「それが、理想です。」とあった。

正に当を得た、つまり的を射た返しを発見した。え~これもシンクロか?蒲田健と小松成美に同じ匂いを感じてしまった。イカメン的大発見なのだ!優れたインタヴュアーは、コーチングの技術も兼ね備えているのだ!相手がそこまで上手く表現できない事を、簡潔にど真ん中を射抜く言葉に纏め上げて、返してあげる。そこに相手が共鳴し、信頼感を抱き、他の人間では聞き出せない人物像を浮き彫りにする。相手も気分が良くなる。そこに、Win-Winが発生する。本当のプロの技なのだ!

てな風に、音声と活字で見聞きしたものが、この朝の黄金タイムには「繋がる」~シンクロする~ことが異常に、本当に多いから、イカメンは早起きを止められないのだ。

本当は、2011年の年頭の誓いを立てるつもりが、こんなことに・・・ちょうど、地元の図書館が在庫整理のため、2週間→4週間借りれるので、イカメンの読まねばならぬ?本が溢れかえっている。

因みに、これだけある。「フェイスブック若き天才の野望」「和を継ぐものたち」「日本でいちばん大切にしたい会社2」「花鳥風月」「日米開戦の真実」「図解『儲け』の裏側が面白いほどわかる本」・・・・mmmmどうしようか?まあ、いつものことである。

2月22日の夜はドリームチームで、盛りあがった。「手前味噌」でちょいと勢いづけ、「北海道」で鍋を前に、イカメンの海外小ねた(エッフェル、ロンドンのアンバランス、タイ強制入国と剣の舞)と修学旅行遅刻事件など、鉄板ねたを披露し、一部のメンバーが帰ったその後「ビッグエコー」で皆と歌いまくった。イカメンはここ6年以上会社のメンバーとカラオケには行ったことがなかったせいか、ついつい頭に乗って、「Volare」の原語版をやっちまったら、これが意外にも受けた。翌日、「早速今日から私も練習を開始します。」「斎藤祐樹?じゃないけど、やはり何かもってると良く分かりました。」とのメールが届いたのであった。・・・ふふ!少し嬉しい・・んん。

今日は、この辺で。

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