2011年5月22日日曜日

イカメン、今日は二本立て?

今戻って参りました!少し不安になったので・・・・年よりは朝が早い。そこでチャリではなく車で病院まで向かいました5時48分でした。すると、やはりお年寄りのいえ重鎮の皆々様が既に外のベンチに6名もいらっしゃられました!唖然としました。そして、確信しました。年よりは朝が早い。イカメンはまだ足元にも及ばんと・・・・・・


下らん話はそこそこに、昨日の本番前練習は、まずはじめの時間はコーラス練習をみっちりとやり、その後、カホンのK君(以後K1と称す)がスタジオに合流する形となりました。イカメンの高校の先輩でもある同じくK(以後K2と称す)さんは風邪気味でした。イカメンの音楽マスターMさんも体調が少々悪いようです。バンマスのHさん(本名ではFさんなのでF1)は前日の晩飲んでる途中で取るいつもの睡眠が行き届き元気ばりばりです。勿論イカメン・フジマル(なので?F2)は、練習中にバナナボートを歌えるくらい元気でした。(K1君が小ぶりのコンガの音のするカホンを持込んだので・・・)

SFB(サン・フランシスコ・ベイブルース)は、イントロのリズムが一騒動。テンポ82でメトロノームに合わせるギブソン・ギルドの2台のコードストロークが、出だし頭では合っているのですが、途中にずれて遅れていき、歌いだし直前のお尻で帳尻が合うと言う摩訶不思議な現象が、何度も続きました。悩みました・・・で、気持ちで何とかすることになりました。・・・何の解決にもなっていませんが・・・・・

しかし、カホンが入り、全体がしまった感じになった今年のイカメンは、音楽的にやはり昨年より成長したのだと思います。その次のDesperadoもまずまずで、メインボーカルのピッチの悪ささえ無視すれば、十分聞くに堪えると思われます。と言う訳で、どうぞ5月29日は、高円寺までイカメンバンドの勇姿をご覧にお越し下さいませ。(K1・K2・M・F1・F2)全員はりっきっております。場所は、

日時:5月29日(日) 開催場所 StudioK 
http://www.kobayashi-yk.com/html/studio-k/tizu.html←場所は、こちらです。


住所:杉並区高円寺南4-39-17 電話03-3311-6635 オープン11時30分 スタート12時  イカメン(バンド)はプログラム1番です。


ところで、昨日練習後の居酒屋で新しい事実を知りました。な~んとK1君が、あの吉川晃司の高校で1年先輩だったのです。K1君も学園祭で演奏する事がありましたが、吉川氏は高校時代からナベプロなどからスカウトが来ていたとか・・・水球でも実力者で、頂点に近いところまで行きそこで断念して、ミュージシャンになったそうです。因みにバンマスのF1さんも水球部所属で、今でも立ち泳ぎが出来るそうです。あと最近は飲みながら寝るというやはり難しい技を極めているようです。(ごめんなさい、口がすべりました。)


閑話休題ぜ~んぶ閑話だろ~との突っ込みはしないでくださいませ・・・・・・・・・・・


最近気になるのは、イマイチ本読みに統一感がないことです。今パソコンの画面枠には、75mm四方のポストイットがたくさんベタベタ貼ってあります。そうです!今ちょうど佳境に入り面白みを増してきた「博士の愛した数式」の博士の背広みたいに。


で、それを眺めると、寺島実郎氏が話していた事のメモ書き?簡単なメモ図をしています。
私の記憶が確かなれば・・・・・2週間前にこの図は描いたと思われますが・・・


世界史の中でオスマントルコの存在が大航海時代を演出したと聞き「へえ~」と思いメモした気がします。


ハプスブルグ家はオーストリアとスペインの婚姻関係から勢力を拡大し、カール5世の時に一大帝国を築きました。、その彼に何度も戦いで破れ、一度は幽閉までされたフランスのフランソワ1世と言う人が、とても執念深い人で(フランス人気質?)、『敵の敵は味方』ということで、そのころ力を増してきたオスマントルコスレイマン1世と手を組みました。その為、カール5世は背後に強大な敵を抱えて、常に強いプレッシャーを抱えていたそうです。香料貿易などは、本来ユーラシア大陸を横断するのが最短距離ですが、オスマントルコが勢力を張っていてそれも適わず、さらにアフリカの地中海沿岸までにもその勢力が及んでいたため、挙句は、海に出て行くしかなく、大航海時代が始まったようです。
勿論、まだスエズ運河は出来ていませんもんね!


だから、一頃のヨーロッパでは、子供を寝かしつける時「あんまり悪い子でいるとトルコ人がやってくるよ!」と脅かしていたそうです。そんな訳でヨーロッパ人は潜在的にもトルコへの恐れがあり、ユーロ圏にトルコの参加を呑まないのだとか・・

そう言えば、北アフリカの植民地が何故か殆どフランス領だったのは、このフランソワ1世とスレイマン1世の関係が影響していたからだとイカメンはひとり合点したのです。

ともかくヨーロッパでは、カール5世フランソワ1世スレイマン1世の三角バランスが取られていた訳で、敵の敵は味方戦法により、その後のオランダは、オスマントルコと結んで勢力を拡大して行ったそうなのです。それにオランダが、カトリックを強制するスペインから独立を勝ち得たのは、利潤追求を求めるカルヴァン派が多数を占めていたからで、その後の海上覇権を握りました。

資本主義の萌芽やバブルの発祥があったのは、そんな背景も影響しているのではないでしょうか?

とまあ、これでポストイットが1枚はがせますなあ~
まだまだ貼ってありますが、もうそろそろ大えっと歩きに出かけます。

最後に、松岡正剛「空海の夢」を読み始めましたが・・・『そういう事情からも、空海の思想の背景に「東洋の砂と森と海」ともいうべき自然軸と、その軸の変遷の影響下にある精神軸とを想定しておかなければならないということである。』・・に代表されるように、読んでいて正に夢の中にいるような浮遊感を感じます。これは史実でしょうか?小説でしょうか?哲学書でしょうか?なかなか気持ちの整理ー読む心構えが出来ないイカメンであります。多分もう少しすれば、他の本のように愉しく読めるのでしょう。努力が必要です・・・・

また、少しどころか長くなりました。では、行って参りま~す!

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