2011年3月24日木曜日

イカメン、朝の気づきを語る

おはようございます!今朝は3時53分。ようやくイカ免的朝を迎えられるまで回復してまいりました。免疫的観点から、早起きは良いのではと思う次第です。勿論、腰防体操もバッチリやりましたぞい!昨晩、イカメンの親友O君から、「オレも同じくお互い歳だべさ」とメールを貰った。まあ、そうなのだなあ~と、でもイカメンは永遠の35歳(特に意味はないが)である。気持ちも精神も肉体も鍛え続けるのであ~る。(温水〈ぬくみず〉いやあ冷や水か?

昨日は、茂木と正剛の「脳と日本人」を読了した。本当に面白かった。最後に茂木は全面降伏といったところ、で、正剛と対談できて、色々な気づきがあったらしい。まあ一部紹介したので、暇があれば、読後感想は別途書くかも試練?(ん?

○で、皆さんにもこんな事はないでしょうか?

ふと目にした本の一行が、その時の自分にとっては、衝撃的で宝のようで、その後の人生をもしかしたら変えるかも知れないぐらいに感じる事や、ふと耳にした話やフレーズに思わず膝を打ち共感し、人に伝えたくなる事って。

だから、皆さんに伝えたいのじゃあ!!!(夕陽に向かって叫ぶ森田健作風に?

Ⅰ.今朝は、まずタイガーウッズ「プレッシャーを力に変える生き方」から、トイレで読んだフレーズ(どうでもいいか)

『パフォーマンスの改善は、ふつう自然発生的に起き、決して直線的には起きない。』
直線的な、強迫観念に囚われたやり方では、精神の破滅と肉体の消耗に終わってしまう。』

これらは、エゴが強く働き、さまざまなマイナスの要因が心と体をバラバラにする。それは、物質的な成功に過ぎない。

だから、

『内なる声を聞いて、直感的な改善を進めよう』『行動を紋切り型に決めず、日単位、週単位、月単位、年単位で何をするかを直感で決めよう!

「直感」とは本能、批判的な思考法、論証と常識、精神と肉体と感情の状態についての意識、それらに人生との戦いの目標を大局的に見る能力とを融合したものである。

これだけのフレーズに、我かくありたいと思った次第である。

Ⅱ.次は、毎度おなじみポッドキャストから、「ラジオの街で会いましょう」に登場されたアミタホールディングス熊野英介氏彼の独特の哲学に共鳴もし賛同したのである。詳細は割愛するが、(と言いつつ一杯引用してしまったが)彼の言葉を以下紹介する。実に素晴らしいまたも「イカ注」なのだ!

『廃棄物の中に、よくよく見ると、天然資源の代わりになる成分が一杯あると気づいた。』
『人のいらないものをビジネスにするイメージ』

『「むだ」をムダと思えばムダになり、利と思えば利になる。』
『無関心なものほど、無価値だと人は思い込んでしまっている。』

『もったいないを仕事にする。』
『無形・有形の未利用資源をどう利活用するかを考える。』

『人間だけが、唯一ムダを作り出している動物である。』

確かに、本来の自然のエコシステムにはムダがない筈じゃ!

『人間の欲望は表層的なもので、人と共感を持つ・全体行動をする・助け合う事で人間の脳は快感ホルモンを出すと言うから、人間の本質部分は利他的なものではないか。

『今は、精神的貧困で社会的欲求が満たされていない。孤独への恐怖が、精神的な死に向かっている。そこに商機があると考えた。』

『人間の行動動機を利潤動機だけでしか考えないのは、思考停止だ。愛情動機倫理動機もある筈。そのわずか全体の1%かもしれない動機が、時代を動かす原動力になりうる。それを目に見える形にする社会的商品を作り出す。

利他的と言いつつ、行動動機は利己的である。しかし、自分の欲求と周囲の欲求が一致し、不可分な領域を商売にして、どんどん儲ければ良い。そして、次に考えるのは、どう分配するか。未来に向けて、人材投資などダイナミックに分配する。その事が循環機能の駆動力となる企業になれば良い。それが、利他的ビジネス。』

『自然資本と人間関係の社会関係資本を丁寧に扱えば、増加していく。』

そして、ショックだったのは、

『利他的ビジネスと比べて、社会貢献には限界がある。』


それは、制約条件の中で、縮む世界の中の問題。社会貢献は、その縮む世界の中で、あくまでも儲けの一部から分配する考え方。

何故なら、工業技術の技術が新たな技術を呼ぶ発展とは、市場を細分化していくだけで、いずれ自分の首を絞めていくだけ。

大量生産、大量消費社会は、まさにそうだし、いるものが殆どなくなれば、買い替え需要を煽るしかない。

金融システムも、信用創造等を順調に進めれば進めるほど、金融資本>実態資本となり、つまりは価値が希釈化していくだけ。今、一万円のものが、10年後に二万円かかるというようなもの。

さらに、デリバティブは実態がないだけにもっと悪質であろう。

以上から

「制約条件つまり、縮む世界に立脚した起業が、産み出した収益の一部をいくらか自然の為にと供出しても、自然の大きなメカニズムは何も変わらない。それが、社会貢献の限界。」と言う。

熊野哲学は(哲学と呼んでもよかろうのう!)、

これからは『売るビジネス』から『買ってもらえるビジネス』へ良質な価値や意味のあるものーバリューチェーンが大切だと言い、価値の共有をするネットワークが資本と成ることを目指す企業群を作りたいと。

最後に、バランスシート上、今は経費、コストと看做すしかない「人との関係性」―仲間価値―を資産勘定に入れる新しい経済的指標を作りたい述べていた。

その他、彼が岡山県西粟倉山で取り組んだ森の認証FSCを活用したファンド

25百万円(1口5万円MAX50万円投機にならない範囲で)を集めて、安定的な間伐材供給ビジネスを立上げ、2年間で85名の雇用を産み、過疎村の荒廃化しかけた森のその場所で経済を産み出したのだ。

実に、素晴らしいと思う。

今朝は、またもイカキング(イカメンのウオーキング)は決意だけに終わりそうだ。二駅手前で降りて歩こうっと。

お後がよろしいようで。

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