2014年2月9日日曜日

イカメン、「真白にぞ 染まりし道を 歩み雪 僅かばかりの 北欧気分!」

おはようございます!今朝は、午前3時26分の起床。先ほど、新雪の中を5kmほどウオーキングしてきました。清々しさと照り返しの眩しさに、暫し感動して参りました。積もりましたが、根雪にはならない気がします。

今朝の雪景色をば、お楽しみ下さい。

いつもの芭蕉像肩の雪を見て詠んだ句が。
「寄る年の 肩にあるのは なごり雪
風雅なだけで うつつは無用」






さて、今日は、起き抜けに聴いた堀尾正明のポッドキャスト番組で武田双雲(38)さんの話を聴き、いつもながらに感心しきりでした。彼は、胆嚢全摘という大病を患いながらも、考え方が禅僧みたいで、書道家である前に、既に「言葉の伝道師」になっているかもしれません。所謂、言い得て妙というか、見事に的を射た言葉を軽妙洒脱に、誰にでも分かりやすく語る才があるようです。以下簡単に紹介しますね。。。

朝起きてすることは、まず五感すべてを使って「味わう」こと。
瞬間瞬間に、いかに感動、感謝できるか、喜びがあるのかを確認して「味わう」のだそうだ。

近著「ポジティブの教科書」を書いたのも、昔から言われてきた当たり前のことが、殆ど出来ていないから、教科書みたいに、いつでも復習が出来て、そこに立ち返って、基本に戻ったり、整えたりする本が作りたかったそうなのである。


彼が唱える幸せになるポイントとは?

1.人に幸せを与えること・・・

小学生の時に、サンタクロースを見て、結局、人にプレゼントしているサンタが一番幸せな人だと気づいたというから凄い。『何かで迷ったら、誰かを幸せにしようと思ったらよくて、人に幸せを配ろうと意識するだけで、一気に流れが変わる。それは波動が変わる=気持ちの感情が変わる。』と言う。

『脳の中では、自分と他人を区別していなくて、主語と述語の関係が明確に結びついては、いないらしい。だから、人を褒めても自分を褒めている事に変わりはなく、自分に文句ばかり言っても、他人に文句を言っても同じことなのである。』

双雲さん、中々言うではないか、

そこでイカメンも、ふと考えた。マザーテレサが行う献身の本当の意味や奉仕の真髄は、
①奉仕とは、自分を喜ばせることであり、
②与えることは、自分を喜ばせて安心させることに等しいのではないか?と。
だから、どんな苦労があろうとも、決して諦めないで続けていたのではないかと・・・ちょっと邪推だけど宗教者や篤志家の深層心理には、きっとそんなものが横たわってる気がするのだ。

また、多くの金メダリストと対談した武田さんは、

『彼らに共通しているのは、心の整え方が綺麗であること。他人やライバルと競争している人などいなかった。負けたらどうしようとか、勝つべきだと思うと、そこに無駄な波動が生まれるので、最後の最後で乱れてしまうからだろう。』とも言っている。

「なるへそ!、同感」と膝を打ったイカメン。
彼もついに、我々と同じ波動に気付き始めたようである。船井幸雄も、それから、結構名だたる経営者達も、そしてバシャールが教えてくれる波動が、人生の様々な局面を決定づける訳だ。
~くれぐれも、イカメンは神秘主義者や怪しい宗教に嵌っているのではないから、あしからず。~

そう言えば、イチローも、トップアスリートに共通しているのは、ライバルや敵を全く意識していない。自分でコントロールできないものは気にしないし、いかに自分が全力を出して満足出来るかしか考えていない。心の越えるべきバーは、他人との競争の中にあるのではなく、自分の中にあるときちんと知っている。あくまでも自分と闘っている訳だから、正に彼の言う通りなのである。



2.自分が幸せであることに気付くこと・・・

『人はとかく獲得に伴うところに幸せを感じたがるが、幸せって未来にあるものではなくて、今感じるしか方法がないものである。人は「ない」ものを数えがちだが、具体的にやって貰えたことだけ数えてみれば、足し算で考えれば良い。感謝することを数えればいいんだ。』

今回この彼の発想法でもう一つ。彼独特のネーミングがある。

寝る前にムカムカした相手に対して、ボールに幸せを括り付けた「幸せ爆弾」を投げつけてやるんだそうだ。「この野郎幸せになりやがれっ」て、そうやって心のバランスを取っているとも。。。

彼の著作や話には、こう言った字を書くことを生業とする彼ならではのユーモアセンス溢れるネーミングが、満載なのだ。

大病から生還した彼は、きっと益々大きな人間に成長して行くんだと思った次第である。



さて、最後に・・・・昨夜、伊藤裕著「健康は内臓さんで決まる~人生を決定づける『臓器の時間』」を読了した。

少々長いタイトルだけど、慶応医学部 腎臓内分泌代謝内科の教授で、出身は別のイカメンと同じ大学で同期になる彼は、中々の人物。メタボリックドミノ~メタボと生活習慣病、心臓病、腎臓病、脳卒中後が関連している~を世界で初めて提唱して反響を呼ぶ「メタボリックドミノ研究」の第一人者である。

この本を読んで、やっと多臓器不全の意味が理解できた。つまり、「臓器の時間」が尽きた瞬間に病気になり、それが一斉にやってきて死に至ると。

この「臓器の時間」を遅くすることが、長寿の秘訣で、テロメアは実際の寿命とは関係が薄いと証明されたそうだ。

では、どうするか?

内臓ストレスを抑えることだ。

その為の4つの方法が、

①「低炭素感」(適度な運動)と「空腹感」(腹八分目)を持つこと。

②正しい時間に沿って生活する。時計遺伝子を、「光」と「食事」で操作する。

③いい思い出を大切にする。遺伝子本体にいろんな分子をくっつけたり離したりする記憶を植え付けて、臓器の働き方を変化させるエピジェネティックスという仕組みを働かせる。

④「慣れ」を取り入れる。~自分に合った規則的な生活のパターンを持ち「平常心」を持ち、毎日生活におけるストレスを無くして、リラックスできるようにする。無意識に出来るように慣れる。
 
そして、臓器の時間を遅くする極意が、内臓タイムマネジメント10か条だ。

第1条:ゆっくり食べると「腸の時間」は遅くなる。

第2条:夜のコンビニは決して利用せず。

第3条:小腹対策をしない。

第4条:「空腹感」と「低炭素感」を与える。チョイキツ運動。

第5条:夜の運動よりも、朝の運動を!

第6条:「赤ちゃんの生き方」を実践する。呼吸法。

第7条:まじめな人を辞めてみる。」ジタバタしない気持ちを持つ。

第8条:「3の倍数」で人付き合いを始める。マックスは150人。

第9条:できるだけ大きな妄想を巡らす。脳から見た臓器の時間を進ませない内臓健康法。

第10条:いい思い出しか入れない「マイアルバム」を作る。エピジェネティックスを起こす。

てなことを、思索ノートNO50に纏めてたら、、ついにNO51に突入した。まあ、飽きずに続けてきたもんだと、呆れつつも、これが自分の血肉になれよかし!と願いつつ、今日はペンを置くイカメンであります。


では、また!





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