2011年1月14日金曜日

イカメン、2010年の日記を振り返る(その5の次)

2010年5月は音楽づいていた。

○まずは、ゴールデンウィークを使い、イカメンは音楽合宿の幹事の一人として参加した。西白樺湖から送迎バスにゆられて小一時間で、レストラン、音楽スタジオ付きペンションの”森の音楽家”に到着。2○年ぶりに出会った仲間は、ジュニア2名を含めて22名。懐かしい顔やイカメン卒業後入学したメンバーとも会う。2日間の音楽と酒の日々が始まるのだ。

○ともかくここは、設備が良いスタジオが3つあり、貸切なので、存分に練習時間は取れる。既に大阪京都のライブハウスで活躍する面々、勿論荻窪あたりのライブハウスの常連もいる。イカメン以外は、殆どがセミプロだ。その中に混じり、2日目はイカメンとキャサリン?の司会で、コンサート発表会。目やら鼻?やらの涙腺のゆるむお年頃の面々は、あの吉田山を背にした尚賢館で、赤ヘルが立て看板を描いてる横で、練習していたあの時代にタイムスリップしている。そのノスタルジックで、レトロな光景を、一応不思議な面持ちで聴きき入るジュニア達、「ともかく、またやろうと誰もが言った」合宿は、名残惜しくも終わった。

○この頃、読んで良かったのは、手嶋龍一の「スギハラダラー」である。要は、インテリジェンスマスター杉原千畝が情報と交換に多くのユダヤ人を救ったという事だ。この辺りのインテリジェンスの世界は佐藤優も詳しい。

○すずりょうも面白い。マクドナルドは、セルフの利益発生装置であると言う。つまりは、お客に分別ゴミを捨てさせ、水もださず、狭いスペースに一本足のテーブルを置くのも、2~3回でふける設計、つまりは、コストを自然と圧縮しているが、それが当たり前なんだと一旦人間の頭の中に、固定させてしまい、何の疑問も湧かせない仕掛けを持った業態であると、、、、、。それから、進んだアメリカで学び起業して、コンペティターのいない遅れている日本で、インターネットビジネス等を、情報商人として展開し、成功するパターンの何と多いことか!!まだ、アメリカが先行しているうちは、草食系とか内向きの若者には、是非学んで欲しい真理でもある。

○松岡正剛は、やはり凄い!ウツ(空虚)とウツツ(現)、有と無は、相互にウツロウと言う関係を日本文化は感じてきたと言うのだ。莫大な編集作業の果てに導き出した洞察力の凄まじさを感じる。
近代史は、秀太郎に、日本書紀の時代の神話時代から江戸~明治までは正剛に道案内をしてもらうといい。

○ニュースだ!あの図解の教祖:久垣氏と文章の神:樋口氏。好対照の二人が九州での幼なじみであった!(尚、どちらの呼称も別にイカメンが思っている訳ではないが、図解の凄さは実感する。)

○23日は、運命の日。イカメンが人前に出る初めての機会。単身時代に住んでいた懐かしの高円寺の小スタジオ、何でも昔は銭湯だったとか、全18組で2部構成。イカメンは、秋葉系の女の子の次。とても達郎とデイブメイソンをやる雰囲気にはならない。緊張は高まるばかり、2部の3番目だが、思わず下のセブンイレブンで、スーパーニッカの小瓶を買い、4人でキャップ酒を3~4杯あおる。さあ、これで矢でも鉄砲でも持って来いとステージへ。ともかくめくるめく時が過ぎ、汗が噴出し滴り落ちる。動悸が中々おさまらない。ステージを降りたら、何故か無性に腹筋が痛い、歌うってこんなにも腹筋を使ったっけ?と思いつつ、デヴュー終了。身内も6名ほど来てくれた。多分投票してくれるのは、この6名だけだろう。そう思って、打ち上げに参加。どう見ても最年長だ。中には我ら世代の子供の年代もたくさん。  でも、、、、???????????????皆で乾杯を終え、癒されたで賞、楽しめたで賞が発表され、いよいよあんたが大賞のコールが、、、、、、、、、そう!イカメンが圧倒的な票を集めたのだ!思わず「最年長バンドに気を使ってもらい、今日は敬老の日じゃないよね?」と賞状と商品を手に代表で出席のイカメンのワシとホースケは、大いに照れまくった。その後、先に帰ったメンバー二人とそれぞれの嫁さんにメールをしたのは、言うまでもない。何でも一番は気持ちがいいぞい!   イカメンのベースマンが習うピアノ教室の先生とボーカルスクールの先生が友人で、その生徒達のコンサートに参加した訳で、何でイカメンがと両先生に聞いてみた。「我らの音楽への取組姿勢、楽しんでやることで観客を楽しませるところ、そんなところが、自己アピールばかりが、音楽と思う生徒達に良い刺激を与えたから。それが、観客にも伝わったのでは?」との事らしい。

○26日、仕事帰りに、大學の後輩がドラムとベースで参加するセミプロバンド:Rubi-Happy’sを大塚のエスペラントブラジルと言うライブハウスに観に行く。男女のツインボーカルの一人が、23日のボーカルスクールの先生と言う奇遇もあり、駆けつけた訳である。とにかくジャズ、サンバ、バラードと何でもご機嫌なバンド。サングラスを外せば爆笑問題の田中みたいなオガポンも、カツコ先生も、抜群に歌が上手い。オガポンのアルジャロウには、正直参ってしまった。でも、ドラムのキングに言わせれば、まだまだ上がいるそうな。彼は、既にプロとして、作曲、プロデュースなんかも手がけているのだ。大勢の観客の中には、23日に会ったオーブやジュンヤもいた。演奏に合わせて、皆で踊りもしたし、音楽をする楽しさがまた増えた一日だった。

○一方、この時期は、大きな仕事を任され煮詰まっていたようだ。体調に気遣いつつQPゴールドを飲んだりして、5月をこう締めくくっていた。「・・・きっと並ぶ位置まで這い上がるつもりだ。大変は大変なのだけど、いつも後から振返れば懐かしく何でもなかった様に思えてくる。そういうときには自分がまたひとつ成長できたと確信するのだ。それが今なのかも知れない。必ず乗り切れるし、乗り切って見せるのだ。」と言う訳で微妙な崖っぷちを歩いていた様子が伺えるのだ。

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