2013年7月29日月曜日

イカメン、「久々の 休日だけど 雨雲が 今にもゲリラ 起こしそうかも?」

はい、おはようございます!今朝は午前3時58分の起床、先程ジョグって来ました。今月100kmまで、あと14kmと言う事で、張り切って走り始めたところ、生憎の雨がポツポツと。。。おまけに空はこんな色に・・・・結局6.4kmで、残り7.5kmとなった次第です。


さて、もうすぐこれまた久しブリタニカ大百科ならぬ・・・もとい、コストコにでかけます。そして、今夜は一日遅れの嫁のバースディを平城苑で執り行うのです。何食べる?ですか?勿論、今日は29日。肉の日割引きがあるので、焼肉ですね。


最近、思うのですが、人間ある程度の歳になって来ると、どっちに転んでも、結果は同じと思えるケースに遭遇します。本当は、反対者であった人の意見に乗っかりながら、結果として、こちらの満足出来る回答に持ち込んで行く事だってあります。

つまり、強行に反対する人がいるとか、妨害してくる人がいるとか、自らが失敗したとか、下手な手筋を打ったからと言っても、その場その場で、激昂することなく、冷静に受け止めていれば、その状況が想定外であればあるほど、解決不能と思えた事の次の解決策のヒントや環境を整えるきっかけになっている事に、気付くことがあります。

まあ、大抵の場合や特に若い頃には、そんな風には全く考えず、自分がとても不遇な状態に追い込まれたと考えて、悶々として、泥沼に嵌りこみ、泥縄の手を打ちながら、・・・それは、まるで底なし沼でじっとしていれば助かるものを、むやみやたらともがき回って、どんどん沈んでいくのにも似ています。

かく言うイカメンも、昔は川のカッパか、プールの底のイカメンかと言われたぐらい、泳ぎが得意でありまして、特に潜水をさせたら、右に並ぶものはなく、たまに左に並ぶのが、よっぱらいぐらい?のもんでありました。

なにせ、高校時代水泳部の主将と競争し、自由形50m28秒という記録もありますし、会社の水泳大会の潜水も、60m潜って、最後に両足がつって溺れかけると言う記憶に残る迷スイマーでもありました。

そんな泳ぎだけには自信のあったイカメンも、ついに年貢の納め時が、今から10年ほど前にやって参りました。夏休みに、埼玉から実家の大阪に来るまで帰省する途上、浜名湖にあるビーチ沿いの温泉ホテルに泊まった時のことでした。・・・・・

いつもの様に泳ぎ自慢が良くあるように、沖のブイまで泳ぎ帰って来ようとしました。この時は、小さなはしけみたいなものが、浮かべてあり、その上によじ登れば休憩できるようでした。運転の疲れと仕事の疲れとかが重なり、体力が低下していたイカメンは、そのはしけによじ登ろうとしたのですが、無理でした。結構、腕が疲れてしまいました。

ならば、そこに手をかけて、暫し休憩すれば良かったのですが・・・・何を思ったのか、そのまま折り返し岸に向かって泳ぎ始めました。

海水がひんやり冷たいところを通過するのですが、何故だか、突然、両手が鉛のように重く感じ始めたのです。そして、次に平泳ぎする足も重くなり始め、足が下がり始め、海水面に対して体が45度の状態になった時、体が急に海に引きずりこまれるような感じになりました。

必死でもがけばもがくほど、手足がますます鉛みたいに重く、動かなくなって・・・・・丁度、その時浜辺では水難訓練をやっているマイクの声が聞こえました。「溺れそうになったら、バシャバシャと暴れず手を水面から上げて、大声で助けを呼びましょう。~」って、それはイカメンにとっては、ブラックジョークにしか思えない状態でした。

声を上げようにも、全身がだるく出ません!鉛の様に重くなった手は上げることなど全く不可能でした。その時、何だか急に時間がゆっくりとなりました。そして、「あれ?俺はこのまま溺れて死ぬのかもしれないなあ」って思ったのです。もがけばもがくほど、水を飲み始め、苦しくなって来ました。殆ど脱力した体で、「もうあかんか?」と思いました。

次の瞬間、何だかお袋の声がした様な気がしました。「○○ちゃん、ひっくりがえり~や!」って、、、、、「ん?」訳も分からず全て諦めて、体をくるっと仰向けにひっくりかえしました。

すると、次の瞬間身体が浮かんだのです。背泳ぎの格好でぷか~っと。「そうか、これなら、手足をそんなに使わなくても岸まで戻れる。足を少しバタつかせれば、前に進むし」と気付きました。

そして、何だか不思議な気分になりつつ、水難訓練が人工呼吸処置をしている岸辺に辿り着いたのです。息子と嫁の顔を見た時、何故だかイカメンの目から心の汗が、噴出してきました。夕食時に、彼らにイカメンの恐怖体験を話したのは言うまでもありません。

以来、イカメンが沖まで泳いで行く事は、金輪際なくなりました。頼まれても、やりません。


海には魔物が住んでいると固く信じているイカメンにとりまして、

『最悪の時には、腹を括って抵抗せずに、冷静になって、ひっくりがえれ、ならば命までは取られない』と言う人生哲学はこの時に生まれました。

とまあ、これで話は何とかつながったでしょうか?要するに何が言いたかったかと言いますと・・・・・・
今読んでる「考える力をつくるノート~強く生きるヒント9」に出てくる物事に対する考え方に共鳴する部分が多々あると言うことです。

一人目の茂木健一郎氏は、人間は①前頭葉での「意欲」×②側頭葉にある「体験」=「閃き」を生むと言います。ファーストペンギン(勇気を持って行動する人のこと)は、食べる為に捕食者のいる海に潜らねばなりません。偶有性(予想できることと出来ないことが混在している状態)に満ちた状況が人間の欲望を最もかき立て、「不確実性」が、人が成長するサイクルに大きく関わっているそうです。

で、自分の才能を引き出す5つの方法として、
①「快楽主義者」になると決める。
②多様な体験をし、「記憶(データ)」のアーカイブを増やす。
③「睡眠」をきちんと取る。
④「自分の居場所」を作る。
⑤行動して人に出会い、「新しい自分」を発見する。

事を上げてくれています。これって、イカメンの今年の武者修行とどこか似ている気がします。

クリエイティブディレクターの箭内道彦氏は、
「流されるから、遠くへ行ける。」~だから、合気道のワザのように相手の力を借りる。~
クリエイティブ合気道を提唱しています。

それは、「相手の言うことを聞いて、それを何倍にも膨らまして返す」ことを心がけると仕事がうまく動き出すのだそうです。

で、彼の説くのは、
①人的関係は「つくる」ではなく、「好き」という自然の結びつきを使う。
②「人を動かす人」に学べ。
③「たくさん」つくる。
④自分の意見を「こっそり」紛れ込ませる。
⑤世の中を「変える」意識を持つ
⑥違う言い方で「ほめて」みる。
⑦巻き込まれてみる。
⑧敢えて「逆」を行ってみる。
⑨つなげてみる。

それから、ビジネスコンサルタント細谷功氏によれば、有名なIT産業の入社試験でよく出題される『フェルミ推定』を使いこなせるかで『地頭力』が分かるといいます。フェルミ推定の要諦は、結論から考える「仮説思考」と全体から俯瞰する「フレームワーク思考」、そして、問題から一歩ひいて単純に考える「抽象化思考」の3つの考え方から構成されています。

まだまだ、途中ですが、また別途面白そうなものはご紹介します。

ITの今後を占うのは、LTEとCloudです。これらは全ての産業に革命を起こした。・・・とAT&T社長がモバイルワールドコームレスで演説しています。ITの長期トレンドは、①民主化②オープン化③サイボーグ化です。ウェラブルに人工知能がドッキングしてい行くようです。そんな中で"tumblr"(タンブラー)が次なるSNSとして注目されているようです。

こういったITという仮想空間が拡大する一方で、リアルな世界では、海洋都市構想(清水建設他、バヌアツで)やバックミンスター・フラーの「宇宙船地球号」などの将来を見据えた現実の夢が対照的に存在しているのが、現代であり、それに必死でもがきつつ溺れないように、くっついていこうとしているのが、ただ今現在のイカメンであります。


ん?何だか脈絡が?矛盾点に達してしまったか?これを自己撞着状態というのでしょうか?

いえいえ、これぞ動的平衡の証なのであります。

さあ、今日はこの辺にしといたりましょう!霊によって?誤字脱字脱稿はお許し下さい。


では、また!





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