2012年3月25日日曜日

イカメン、「いつもより 遅めの目覚め その訳は?昨日の興奮 エスペトの”ルービー”」

おはようございます!今朝は、午前6時59分のチョー遅い起床。

当然?腰防・腹筋・ジョグ、どれもこなせず、怠惰な朝です。しかも、このブログを書いているのが、もはや午前9時過ぎ、もうじき本日の我が家の、いや、ご当地草加のグルメフェスタが、開催されようとしています。やばい、時間がない!・・・・

で、なんでそうなってる?何故かって?

それは、昨日のルービーハッピーズライブに行き、ステージ終了後の、とてつもなく愉しい、音楽バカたちの饗宴まで、居残っていて、その上、あろうことか?その輪の中に混ぜて?いえ乱入させて、もらった興奮のせいなんです。


そして、寝起きに、香川照之「慢性拳闘症」の面白さに、たまらず一気に、読み終えてしまったから、ほんとに感動しました。「あしたのジョー」映画自体は、まだ観ていませんがね。・・後に、ライムスター歌丸の解説をYou tubeで耳にしてしまって、ちょっとショックでしたけど・・・・

つまり、丹下段平がボクシング界から、何故はじかれてしまっていたか?と言う、過去の実写版では、当然に描かれていた筈の、この物語のバックボーンともいうべき胆の部分が、完全に削除されていたと・・・その結果、様々な意味で、困窮の中から、少年院上がりの矢吹ジョーと二人で、まさにどん底から、這い上がっていくという物語の芯が、ぼやけてしまった。しかも、ドヤ街の貧しい少年達の描き方が、とても雑だったから、泪橋を逆に歩き出すジョーにも、中々感情移入できなかったと・・・・・・

でも、感動したのは、正に、ボクシング自体を愛し、そのために、山下、伊勢谷、香川たち俳優陣が、どのようにこの「あしたのジョー」に取り組んだかと言う部分なので、なるほど、当時の漫画を知るイカメンでも、歌丸の言うそんな深い背景なんか、知らずにいたなあと・・・しかし、それは、まあ映画通の人間の意見として、拝聴しておこうと思う。

あとがきの中で、中々いい話が出ていたので、ここにご紹介しようと思う。

それは、剣岳の映画で、撮影の為に、何日も、富山の険しい山を、登ったり下ったりだけを、風雪や寒さに耐えながら、繰り返していた時の話だ。俳優やスタッフ達が、もはや、何のためにやっているのかすら分からなくなり、体力・気力とも限界に達していた。正にその瞬間、最年長になる70近い木村大作監督が、こう叫んだという。

『いいか、お前らあ!今なあ、俺たちは山を登っている。そうだな、苦しいか?苦しいだろ!


でも、下りは?山を下りている時はどうだ?楽だ、楽だろ。登りに比べたら、少しは楽だろ!


そこだ!それなんだ!人生なあ、楽な時は、落ちている時なんだ!


今は楽だなあと思ったら、それはもう人生落っこちてる時だ!


いいかあ!逆に苦しいときはな、登っている時なんだ!


苦しいと思っている時こそ、人生上っているんだ!』


とても、素適な激では、ないか。「それで、落ち込みながら「今日」を気が狂ったように頑張るしかない。いつでも、自己犠牲をして、苦しい方を選ぶということ、嫌だと瞬時に感じた方を選択すべきだ。」と香川さんは、結んでいるのだ。だから、彼の芝居には、一種の狂気を含んだいい味が出ているのだろう。


しかし、イカメンはちょっと、違うのだ。

下りこそが、一番大変で難しく大事なのだ。登るだけなら、歯を食いしばって耐えていれば、頂上には、行けるかもしれない。でも、下りを含めてはじめて登山は成立するのだ。エベレストみたいな厳しい山には、頂上まであと100mでも、勇気を持って下山する決断が必要だ。そうでなければ、死が待っているだけだ。

三浦雄一郎とか、野口健などの登山家たちが言っている。

だから、、ただ苦しみ抜いて、がむしゃらに頂上目指して、突き進むことは望まない。

苦しい時ほど、喜びを同居させたい。楽な時ほど、油断せず「あした」をじっくりと考えて、次の一手を来たるべき未来のための布石に、していきたい。その時に、様々な可能性を探り試したいと思う。結果は後から、ついてくる。今までもそうだったし、これからもそうありたい。

確かに苦しい時は、後から考えれば、経験値のレベルを少しずつでも引き上げているが、本人的には冗談じゃないはずだ。まるで、成長期の子供が経験するオスグッド病みたいなものだ。(ちょっとたとえが変かも?)だからこそ、その状態を自覚的に悦びにしたいと念じるのだ。

さて、イカメンの「あしたは、どっちだ?」

いかん、洗脳されかけとる!



ところで、前段の大塚、エスペト・ブラジル、ルービーハッピーズの宴について、ひっぱり過ぎた嫌いもするが・・・・・・

とても、素晴らしい演奏とオガポン、Katsukoの歌声だった。まあ、一人のやたら表情筋が豊かな不思議おじさん以外は、Katusukoさんの生徒御一行様とイカメンの様なバンドメンバーの友人知人関係者だったが、・・・・総勢20数名。とにかく、観客を巻き込んでのご機嫌なライブは、流石のひとこと。ダンサー『たけちゃん』がいつもの正装で、さらなる盛り上げもつけてくれていた。

Katsukoさんのホイットニー、本人的には難しいとおっしゃていたが、息づかいがやはり見事だったし、アンコールの締めは、待望のオガポンの伝統芸能が聴けた!そう、アルジャロウ「Spain」だ。1部の最後には、イカメンもカラオケで嵌っている麒麟麦酒のCMにも使われているジプシーキング「Volare(ボラーレ)」を、オガポンがアコースティックギターで、フラメンコ風に演奏しながら歌ってくれた。歌だけでも大変だが、ギターと一緒にやると、ほんまに格好良かった。

正式に、大王(Bs)と師匠(Dr)に、オガポン、ひーちゃん(Gt)、井上大先生(Gt)にも紹介してもらった。そしてギターのひーちゃんさんとも、色々話をさせてもらった。みんなイカメンより年下ではあるが、音楽では大先輩。みんなと話すうちに、好きな音楽の共通点なんかも、あって、楽しく過ごせました。

そして、・・・・その日は、行く前から終電をバッチリ調べていたので、初めてライブ終了後もメンバーと一部の人たちに混じって居残りをしたのです。お店の方々も、それじゃあ3ステージ目をやってと煽り立て・・・・ギターの井上さんが、何故かドラムに座り、オガポンとKatsukoさんが、適当に知ってる曲を歌って遊び始めた。なんか、とってもいい~感じのユルサだ。

生ビール、レッドアイ、みんなとワインやら飲み進み、最後には、サトウキビから作ったアルコール39度の強烈なイピオカのカクテルにまで、手を伸ばしたイカメン。もう、ホントにメンバーと一緒に盛り上がってたら・・マスターが、コンガを2台持ってきてくれたので、ドラムの師匠に先輩の特権みたいに?教わりながら、そのユル~イ演奏の輪の中に入れてもらって、大喜び状態。

そしたら・・・突然、ギターのひーちゃんが、イカメンを立たせて、エレキを首にかけたではないか!
「えっ!なになに?ちょっと待って」
「いえいえ、いいからいいから、Change the world やりましょう!」ってことに・・・・・・・

そう、彼と音楽の話をしてた時に、生まれて初めてライブをやって、ホントに面白いもんだね~ってその曲をやったんだと言ってたから・なんですが・・・・まさか?を担いだ金太郎です???

なにせ、エレキギターなんて殆ど弾いたこともないし、既に泥酔一歩手前だし・・・でも、だからなんでしょうね。もはや、完全に理性と言う結線が何本か切れてしまっているイカメンです。師匠や大王、Katsuko先生までに囃し立てられ・・・そして、何とボーカルのオガポンが、「どうぞ、ここに歌詞もありますから」と勧めてくれている。

残った数人の客や店のスタッフが、面白そうに見つめる視線を感じつつ、ええいままよ、パパはどっかへ行っちゃった!?と意を決して、やっちゃいました。練習打ち合わせなしでも、すっと一緒に演奏してくれるルービーは、流石ですが・・・聴かされた人たちは、溜まらんかったかも、でもライブの後の戯れ事だから、相当大目に見て頂きました。

よっぱらいのChange the world は、クラプトンもびっくり?え~歌詞なんか、殆ど飛んでしまい何語か分からんが、最後まで人生初のエレキギター弾き語りして、歌っちゃいましたよ。でも、なんだか、とっても楽しかったんですね、非常に個人的な話ですけど・・・・・・・

まあ、いっちょまえに拍手(多分お義理?)を貰って、また席に戻りコンガを股にはさみ、その後も遊んで・・・終電も近づいたので、みんなとお店の人に挨拶して、帰ったイカメン。勿論、午前様の帰宅でした。

そこで、お勘定をするときに、お店のママさんから、


「どこで、ライブやってらっしゃるんですか?またうちでも・・・・」とか聞こえた気がした。

「いやあ~まだ駆け出しもんでして、ライブやるようなレベルではないです。」

とまあ、本当にママさんがそう言ったのかすら、もはや今朝は明確な記憶はありませんが・・・・・・

とんでもない嬉しい錯覚と楽しい気分にさせてくれたルービーハッピーズの面々に、感謝感謝のサタデーナイトフィーバーは、これにて、お開きでございます。

と言う訳で、タイトルコールとあいなりました。

ご清聴?ありがとうございました!

では、また!(色付けはグルメフェスタから戻ったら・・)


はい、草加グルメフェスタから、先ほど戻ってまいりました。ちょと考えが甘かったですかね、12時ごろに行ったら、25あるブースの殆どが、完売状態。結局、残ったブースに三人で手分けして、並びました。

なんと!2時間30分もかけて・・・たった300円のチジビバーガーと、カレー&インドリ家の唐揚に!いやあ、ホントに参りました。そして、疲れ果てました!来年もあれば、早めに来ようと誓ったイカメン家族でございました。






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