2012年10月8日月曜日

イカメン、「読み終えた 二冊の本に 感謝する 人の叡智と 未来の行方!」

おはようございます!今朝は、二度寝したので、午前4時40分の起床。体操も、ジョグも、諸般の事情で出来ませんでした。因みに7日の日曜日は?なんと!午前8時2分という遅床(起床でなくて、あんまり遅いから、こう呼ぶことにした)で、イカメン的には、ここ15年来での最低記録でした。

ということで、今日は、①最低記録の原因について と②諸般の事情 の二本立てでお送りしま~す!って、ワシはサザエさんか!?


今日もなが~い世!但し、これは、昨日の7日分だと思ってくださいね。

①最低記録の遅床の訳は?勿論、徹底的に身体を、気持ちを使い、頭を使ったから・・・です。

7日の前の6日土曜日のことでした。その日は、午前3時起きと快調で、朝から読書や体操をして、4.5kmのジョギング、午後からのスタジオ練習に備えて、我が書斎スタジオで、ギター&コーラスの練習をなぞを、午前中にこなしました。午後からは、愛器ギブソン君を背負って、少し、雨が心配でしたから、傘とタオルを用意して荻窪に向かいました。外は晴れていましたが、西の空は少し曇っていました・・・・・

そして、15時~17時まで、Rinky Dinky Studioで、Ikamenのボーカル、Kさん、Mさん、(ケーとミー?では、ありませんが)、そしてイカメンとのコーラス主体の練習をやりました。ガロの「美しすぎて」は、我らながら?満足の行く出来ばえとなりました。ダリルとトッドラングレンの「I saw the light」もまずまずの出来。次は「Change the world」のコーラスの完成です。

練習後、シャモロックを使った焼き鳥屋で、カホンのK君Mさんと、小一時間軽く飲みながら時間を過ごして、お目当てのルオカラのライブへと荻窪ルースターノースサイドに向かいました。

余談の余談。ポッドキャストで、「荻窪ROOSTER Podcast」という番組を見つけ、早速登録。ルースターのマスターが、ミュージシャンをゲストにご機嫌トークを聞かせてくれます。

先ずは、1曲目。

「Calling You」と言う映画「バグダット・カフェ」(1987年)の挿入歌になったジェヴェッタ・スティールの名曲(リードO君のセットリスト解説から)が、圧巻でした!

映画のことは知りませんでしたが、この魅惑的と言うか幻惑的と言うか、サビの部分のうねる様な、絡みつくような唄い回しが、妙に惹かれる曲だという事だけは、記憶にありました。

アイリーンRは、それを見事に謳い上げてくれました。微妙なピッチの揺らぎで、そのうねりとねっとり感を、届けてくれました。何だか、この日はスタートから、非常に丁寧さと上手さが耳に残るアイリーンRのボーカルでした。

1ステの最後の「Street Life」も、いつもと違いました。繰り返し出てくる「Street Life♪」の歌詞を、全く飽きることなく、聴かせてくれて、「何か、一皮向けた?」と驚きを感じた次第です。

途中から、ゲストで参加されたタッキーさんのサックスも、さらに場を盛り上げていたし、ニュージャージから戻ったHさん、上海帰りのリルではなくO君も何だか、久々にしては、ノリがいつもにも増して良かったし、ともかくみんなの演奏レベルも上がってきた様な気がしたのは、イカメンだけでしょうか?

そして、「Midnight Train to Georgia」「You’ve got a friend」で登場したゲストDr,Kさんも、凄かった。アイリーンと掛け合うその僅かの唄い回しや発声が、悩めるイカメンには、魔法使いに感じられました。その無駄のない自然な、そして、いかにも唄うこと自体を楽しみ、それを聴き手に見事に伝えるボーカリゼーションが、感動的でした。とても、ハリとツヤがあるいい声でした。

無論、アイリーンも全く負けていません。でも、顔だけは、やや緊張気味。何せ、Dr,Kは、彼女の声帯の主治医で、ヴォイストレーニングの歌の師匠なんですから・・・・

つまり、その夜のアイリーンは、歌の師匠の前で歌っていた訳で、その緊張感が、いい刺激となって、最後のアンコールまで、抜群の歌唱と感動を聴かせてくれたと言う訳でした。

Dr,Kの噂は、前回アイリーンがBUNGAで唄ったときにも、教えてもらっていたので、ライブ後、早速、話をさせてもらいました。近々、お邪魔して、イカメンの声帯を見てもらい、場合によっては月1回のボーカルレッスンでご自宅にお伺いするかもと、諒解を頂きました。

それで、大半のお客さんが帰り、ルオカラのメンバーとDr。Kから、声帯と歌に関する薀蓄をとても面白く拝聴しました。先生としても、声帯のことだけで、こんなに喜んで聞いてくれる人達も珍しいとノリノリで、しゃべってくれました。とある有名な48歳のカリスマロッカーが、実は、全然無理せず発声していて、技と演技している話とか、最近売り出し中のモノマネ歌手の声帯の話とか・・・・これ以上は営業妨害になるので、止めときますがね。・・・・

とても、ワクワクする音楽と声帯の有意義な話を終えて、ルースターをメンバーに見送られながら出て見たら、とんでもない土砂降りでした。お蔭で靴とジーパンの膝から下が水浸しに、予想はしていましたが、ギブソン君を守るのが大変な状態で、午前様帰還となった次第です。

②諸般の事情について~ここから、今日のヴァージョン。しかし、そろそろ、我が庭レイクタウンへ行く時間が迫っている。

一番目は、「宇宙は何でできているか~素粒子物理学で解く宇宙の謎」を昨日読了しました。とても、賢くなったというか、今度は、いよいよ、一度挫折した「超ひも理論」に、またチャレンジ出来るかも知れないとの大きな勘違いさえさせてくれる本でした。内容については、軽くまとめてもいいのですが・・・・また、今度にしときます。

二番目は、「震災後~こんな時だけど、そろそろ未来の話をしようか」を今朝の早朝に、目の周りがビシャびしゃになりながら、読み終えたのです。

著者の福井晴敏さんは「亡国のイージス」などを書いた人ですが、以前ポッドキャスト番組で、蒲田健さんが、彼と対談してた時に、この本を「人生の深いところで、ど~んと来た」と評していたので、借りてきました。直後の読後感は、こんな風に思索ノートに走り書いていました。


○久々に涙溢れさせる本。最初は、付かず離れず、途中にあまりにのめり込んだ反応をする野田一家の面々に、引いてしまい、距離をおいて読んでいた。でも、佳境に入るに従い、まるで、身体と心が絡め取られたかのように、彼の本の中に自分が入って行った。

気付いたら、完全に呑み込まれていて、講堂の中にいて、主人公の野田が、演壇の上にあり、4~5百人の中学生と父兄の視線にさらされる中で、話す姿を見つめていた。

将来ではなく、未来の話を聞くために。

そして、しかと聞いた。

「目指すべき未来を見つけ出せば、子供達は、勝手に歩き出してくれる。」

「自分で自分の心を壊さない限り、未来を探すのを諦めない限り、人は結果ではなく・・ いつでも過程を生きているものですから。」

と言う野田の最後の言葉を!

どこか、課題先進国日本の進むべき道に、通じるものがある。

最後に、

「理不尽な死を遠ざけよ!哀しみをなくすこと、それが文明の本源的な願いだ。それが、他のどの動物より、感情豊かで、それゆえ理想を持つことが出来る人間のために・・・震災と言う石に、け躓き、原発といいう文明の産物の危険性を理解した。」と書かれていた。

もっと、大きな過ちを犯す前に、気付けたと言えるのかもしれない。しかも、単に脱原発を言い募ることも、絶対安心だとの主張を繰り返し、その両者が互いに譲らないという愚を繰り返さないためにも、前を向いて、歩き出さなければならないことだけは、間違いのない事実である。

と言う訳で、本日の2話完結でございます。ご清聴ありがとうございました!

では、また!

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