2011年4月13日水曜日

イカメンの今日こそは!

おはようごぜえます!今朝は3時36分の御目ザでありんす。朝から脳内アドレナリンが噴出しておりますのじゃ!

昨日はと言えば、3度もでかい地震があった。その内最初の午前8時8分頃、イカメンは初めて駅に停車中に遭遇した。高架の上にある駅である。車内のあちらこちらから、iPodを聞いていたイカメンの耳にも届くほど、携帯電話の緊急地震速報を知らせる緊急音が鳴り始め、車内が一瞬騒然とし、直後に電車が左右に大きく揺す振られた。「車内は安全ですから、そのままお待ち下さい。」とのアナウンスに落ち着きを取り戻すが、1名の男性が慌てて、降りていきおった。理由は?さて、わからんが・・・・

それから、次は午後2時7分じゃった。

最初が千葉県東方沖震度5弱で、次のが福島県浜通り・茨城震度6弱との事。余震はまだ続くと思うが、阪神淡路の時と違い震源地があちこちなのが気にかかる。まあ、横揺れなので阪神淡路の縦揺れ余震の方がよほど怖かったが、東京地方に直下型が来たら逃げ場はないじゃろうと思いもする。

ところで、考える材料が山の様にある。上杉隆(以前にも紹介した自由報道協会を立ち上げたメンバーでNHKを辞めて、ニューヨークタイムズの記者もしていた気鋭のジャーナリスト。但し敵多し。彼も当然「イカ注」葉 千栄(以前彼の講演を聞いて、中々面白い中国の方で、千葉大学の教授。ファンでもある。)オンザウェイジャーナルでの話である。
東電の体質など唖然するばかりなのだ。

風評被害的にこの話を妄信するイカメンではないが、正しく報道されていないとすると、考えなければならんだろう。これは、最後にあげておくので気になる人だけ覗けばヨロシ。
まあ、自分なりに側面調査はしようと考えている。

で、今手元で読んでいるのは、

8日に借りてきた
「人の心をひらく技術」小松成美(あの中田英寿やイチローそして中村勘三郎が勘九郎になるまでを、信頼を得てロングインタビューをしてきた注目のライター)

「日本でいちばん大切にしたい会社」坂本光司(すぐに人を泣かせるずるい御仁。イカメンテキほめ言葉です。これからも、ご紹介していく「イカ注」

「感動力」平野秀典の3冊、

そして購入本

「フェイスブック 若き天才の野望」デビット・カーク・パトリック(これは、正に血湧き肉踊る起業の経緯が書かれている。)

「花鳥風月の科学」松岡正剛 

「日本の音」小泉文夫

「日米開戦の真実」佐藤優

「街場の中国論」内田樹

「スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン」カーマイン・ガロの6冊である。

これらが、イカメンの頭の中で、時に融合して知の創発を生み出す事を期待しつつ、今月中には終わらせたいと考えているのじゃ!

で、今日こそは!とは?ほんとは、今日から朝の「イカキング」を再開するつもりじゃったが・・・・・・・またも、これを書いてるうちに行けなくなった。嫁に言われた、「2駅前に下りて2駅先で乗って帰ってくる人が、なんで月極めの2600円を払って、家から駅まで自転車に乗ってるのか?おかしいんちゃうん?それって」って、確かに矛盾はしておる。「でもなあ~、今まで出勤前に走ってたから遅刻しないようにしてたんじゃあ~」と反論したら、「もう、走れないじゃん、ウオーキングするなら自転車辞めて駅まで歩いていった方が合理的じゃん」と返された。
「馬鹿って言ったら」「馬鹿って言う」・・・・「それって、普通でしょうか」「いいえ、イカメンだけです」みたいなやり取りになったので、今日からはちょっと歩いて、通勤してみよう!と改心するのであった。




2011年3月11日、三陸沖で発生したマグニチュード9の地震が引き起こした未曽有の大震災。地震、津波、原発事故と幾重にも惨禍は重なりその被害は時を追うごとに拡大している。この世界にも類をみない状況を海外のメディアも注視し、特に、原子力発電所の事故については、様々な分析や報道がなされている。そんな中、震災発生当初から、ツィッターやラジオなどを通して、原発事故について、東京電力の情報公開や政府らの対応について鋭い指摘と警鐘を鳴らしてきた日本人ジャーナリストがいる。フリージャーナリストの上杉隆だ。彼は正確な情報の開示要求や独自の取材による情報提供を行うだけでなく、記者クラブ以外に門戸を閉ざした官房長官による記者会見への海外メディアやフリーランス、ネットメディアの参加を交渉するなどの活動も行って来た。2011年3月28日18時00分、東京電力の記者会見の合間を縫って、多忙を極める上杉に話を聞いた。
ジェイムズ:震災から2週間。いろいろなことが起こりましたが、何がわかってきたのでしょうか?
上杉:基本的には最初からわかっていたことなのですが、昨日(3月27日)、今日と明らかになったのが、政府と東京電力(以下、東電)の隠ぺいがひどい状況だということですよね。具体的には27日の東電の記者会見で、3号炉についての資料が配られたときに、私はプルトニウムについて書かれていなかったので、おかしいなと思い「3号炉でプルトニウムについて検出されていないというのは本当ですか?どのくらいの期間、検出されていないのですか?」と聞いてみました。東電は「検出されてない」と回答したので、「もしかして検出していないんじゃなくて、測ってないのではないですか?」と確認したところ、うわっとなって、結局、測っていないのでもなくて、そもそも計測機を持っていないということがわかったのです。それがひとつ。
そしてもうひとつは、東電の社長はどこにいったのか?ということですね。これも「こんなことになっているのに、一体、社長はどこに逃げてるんですか?どこに行ってるんですか?国民の前に顔を出さないといけないのではないですか?」と聞いたところ、「いや、ちゃんとやっています」と言うので「2階(東電のオペレーションルーム)に全然来てないじゃないですか」と言ったら、慌てて、「いや、ちゃんと来ていまして」と言うんです。しかし、会見が終わった後に、広報から「実は病気で入院してまして」と報告があった。つまり、会見では嘘をついていたんですよね。前々から入院という噂は出ていましたが、実は過労で休んでいた。今度は、それを入院と偽っているという。全部、ウソ。これらが象徴的ですね。
2週間ほど前から「東電は嘘をついていますよ」と政府の人間に言いました。昔の秘書時代の友人にも直接電話して「騙されていますよ」と伝えましたが、全く反応しない。さらに悪いことには、地震発生前までは官房長官の会見に出られたのですが、地震発生後にはフリーランスも海外メディアもインターネットも会見からキックアウトされてしまった。それで、それらのメディアの代表窓口として私の方で交渉にたって「とにかく海外メディアも入れないと、海外に情報が伝わらないじゃないか」としつこくストーカーみたいに官邸に連絡しました。(現在では週一回金曜日にフリーランスの記者も官邸記者会見に参加できるようになった)
事故発生当初から「東電は事故に関して隠している、嘘を言っている」、「政府は騙されている。メディア、記者クラブは、東電が最大の広告主、クライアントだから遠慮して言えないのではないか」と、自分の出演しているメディアやラジオ番組で言い続けていました。すると、番組終了後にプロデューサーが来て「今月末で番組を降りてくれ」と言われて番組を降ろされました。別の番組でも東電を批判したら、そちらでも「降ろせ」となって。しかし、その番組のプロデューサーは強い人で、逆にスポンサーなしで番組をやったんです。他にもいくつかあるんですが、そういう民主主義国家とは思えない状況が起こっていて、TEPCO(東電)や電事連(電気事業連合会)を批判すると、どんどんメディアを降ろされる。もちろん、他のフリーランスも同様です。テレビや新聞にとっては、東電は最大の広告主だから一切黙ってしまっている。テレビはいまだにTEPCOのコマーシャルをやっていますよね。今週は新聞の全面広告もやっている。こんなに不祥事を起こしているのに新聞広告をやっている。そんな大金があるんだったら被災地に送ればいいのに。
いま再び、70年前(太平洋戦争末期)の大本営発表と同じことが、起こっているんだなと思います。歴史の教科書をみて「こんなことがあるわけないだろう」と思っていたことが、実際に、目の前で起こったことに、びっくりしています。まさか自分がそんなことの当事者になるとは思わなかったので(苦笑)。
地震が起きた後のその早い段階で、政府やメディアは「安心、安心」と言っていましたが、私は、2日目にメルトダウンの可能性がある、と言いました。なぜならば、当時、ニューヨークタイムズもワシントンポストもメルトダウンの可能性があると書いていたし、フランスの新聞社やイギリスのBBCもそう言っていた。だからメルトダウンの可能性もあるから最悪の事態を想定して対応するべきだと言った。避難地域も指定していなかったから、30kmまで広げるべきだと言った。実際に、大丈夫だったら、範囲を戻していけばいい。しかし、政府は逆をやっている。だから、これはおかしいからやめた方がいい、と言い続けた。あるラジオの特別番組で「2kmじゃないでしょう」と発言したら、「デマを流すな」と言われた(苦笑)。取材して確固たる情報源を持っていたから、そう言い続けていたら「デマ野郎」とね。ツイッターや他のメディアでもひどかったですよ。「なんでそんなに不安を煽るんだ」と。今日、ようやく新聞にも今まで私が言ってきた内容が載りました。でも、遅いんですよ。全てが後手後手に回っています。
ジェイムズ:海外メディアの今回の地震や原発事故に関する様々な報道はご覧になってますか?
上杉:ずっと見ていますよ。
ジェイムズ:彼らの今回の取材の仕方、報道のあり方について、やり過ぎだと思いますか?
上杉:いや、彼らが言っているのは可能性の話なので。原発の事故に関しては、必ず最悪の事態を想定して書いて、その上で現状はこうですよ、というのは正しい報道の仕方だと思います。日本のように「安心です、安全です。逃げなくていいです」って新聞やテレビが言っちゃ駄目ですよね。海外メディアの取り上げ方は、全然問題ないと思います。不安を煽るのではなくて「ここまでになる可能性はあります。ただし、現状はこういう状態なので、今は安心してください」とやればいいわけですから。過去のチェルノブイリやスリーマイルの事例を海外メディアが引き合いに出すのは全く問題ない。僕自身もソースを明示したうえで、そういうことをメールマガジンや連載中のインターネットメディア、ラジオ番組、CSのレギュラー等でやったりしています。ただ最近は、言えば言うほど番組が終わった後に、毎回もの凄い数の抗議があるんです。「嘘つくな!」とか「安全なんだ!」とか。でも根拠がないんですよ。安全なんだと信じたいんですよね、日本人は。ただ見たくない。これでは「砂の中に頭を入れるダチョウ」と一緒です。(ダチョウは身の危険が迫ると砂の中に頭を突っ込んで一時的にその危険が見えない状況にする事で安心する習性をもつ。「ダチョウの平和」ともいう)。そういうやり方で、危機回避をしているのが、政府、メディア、それから東京電力。でも危機的状況が明らかになって来て、頭をいよいよ出してみたけど、もうこれは、まずいよ、まずいよ。となっているのが現状でしょう。
ジェイムズ:最近、いろいろな科学者達の意見を読んだり聞いたりしていると、殆どの人が「チェルノブイリまでにはならない」「東京では放射能(放射性物質)はさほど問題にならない」と政府の意見とさほど変わらないことを言っているように思うのですが。
上杉:それは今、「この状態は危ないですよ」と言っている科学者がメディアから排除されているせいです。結局、政府や東京電力に都合のいい情報を入れている、というのが一番危険な状況。最初から「最悪の事態もあり得ますよ」と言っている人はメディアには出られない。ただ、可能性を言っているだけなのに、そういう状態は異常です。それでも結局、避難区域が、2kmから3kmになり10kmになり20kmになり、そして30kmになった。 アメリカは50マイル=80kmの避難指示を出しているのに、日本人は今のままで大丈夫だと言う。この件については、一週間前に、一度、枝野長官に質問したんです。「日本では避難区域が30kmですが、他の国は80kmと言っています。これでは30km~80kmに住んでいる日本人は不安になるんじゃないですか。私は日本政府を信じたいから、今、オバマ大統領が会見で80km避難指示を出しているけれど、もし自分たちの判断が正しいと思うのであれば、アメリカ政府に抗議をしてください。日本政府として。そうじゃなかったらおかしいでしょ?」と。すると、枝野長官は「日本の評価と世界の評価は違います」と言ったんです。私は「そんなはずはないでしょう、原子力で(苦笑)」と。またその翌週に「間違っていたじゃないですか。30km以上の範囲でも放射性物質は観測されているし、東京に放射性物質は絶対に来ないと言ったのに来てるじゃないか。政治は結果責任だから、それはきちんと謝るべきだ。訂正しろ」と言ったら、「そんなことはない」と言う。さらに「30kmどころか40kmポストでも出ているじゃないか。ちゃんと訂正しろ」と言ったら「ちゃんとペーパー(書面)で出してください」と言われた。記者会見の最中に質問したら、その内容を「ペーパーで出せ」と言ったんですよ(苦笑)。これには、もう「えーっ」って感じでしたね。初めてですよ、質問中にその質問をペーパーで出せと言われたのは。もう、要するにダメなんですよね。政府は頭の中がパンクしているんです。
ジェイムズ:日本人はメディアに洗脳されていると言われていましたが、それについて詳しく教えてもらえますか?
上杉:日本人は小さい頃から新聞とテレビは正しい。雑誌とインターネットは嘘ばかりだ。と思い込まされているんですよ。ただ、新聞やテレビの情報は、政府の発表を記者クラブとしてそのまま報じる。彼らが独自に取材した情報と内容が違っていたとしても政府の発表を採用する。だから新聞とテレビは正しいと思っている国民は常にその情報を信じるから、今回も同様の洗脳が起こっている。ただ、これまでとちょっと違うのは、若い人たちを中心にインターネットを通じて「あれ、何か違うんじゃないか?」とわかって来ていること。私のツイッターのタイムラインも今朝ぐらいから「新聞、テレビの言っていることと事実が違うぞ!」と結構大変なことになっています。まるで、エジプトとかチュニジアみたいに。明らかにそこが変化して来ていますね。

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