2011年10月1日土曜日

イカメン、「世の中の 仕組みを変える 夢?芝居?」

おはようございます!10月の始まりは午前3時31分起床。少し分別のついた大人になろうと決意した朝です。

いつもの三年日誌に、「先月の締め」と「今月の決意」を書いていたら、興奮状態に入ってしまい、それを鎮めようと伊藤比呂美さんの「般若心経」の詩の朗読を聴き書きするうちに・・・・・筆を持ち出し・・・・原典と一緒に書き始めてしまった。  

なので、まだ体操が出来てませんのじゃな、これが・・・

ところで、坊さんのお経はボイトレに最高?かもしれません。あの身体全体を楽器として響かせることといい、呼吸法(ブレスが自然体)といい、どれも究極の手本となりそうです。特に低音の美しいお経を聴いていると気持ちよくなるイカメン。そんな時思うのが、「きっと自分も吟ずれば(僧侶の皆さんごめんなさい!)トランス状態になってしまうかもな?」とたまに参加する法事や葬儀の席で思っておりました。

でも、いつもひっかかてたことがあります。それは、意味が分かればもっとこの音の世界に入り込めるのではないかって・・・

そしたら、伊藤比呂美訳を聴いてひっくり返ってしまったのが先月22日の出来事でした。哲学的で深い意味合いが彼女の詩では、まるでヒップホップみたいなリズム感を醸し出して身近に感じられ、ますます興味が嵩じてきたのです。

それで、彼女の詩を下段に、上段に原典の漢文?を毛筆で書いてみました。それから音はオレンジのペンで・・・さっきから、吟じております。え~あのお笑い芸人の天津木村みたいにね。こんな風に

「吟じます!カンジーザイ ボ~サツ ギョージン ハラ ミー タ~~ジ♪・・・・シャーリーシ。
シキフ~イ クウ クウ~フ~イ シキ♪ シキ~ソク ゼ~クウー クウ~ソク ゼ~シキ~~~♪・・

これ以上やると最澄や空海に怒られますから・・その前に天台宗や真言宗の檀家の方々がいたらすいません。

この中で今まで「色即是空 空即是色」 しか知りませんでしたが、その前にここにあるように「色不異空 空不異色」と言う前提があったのですね。つまり、「在る」は「無い」に異ならない 「無い」は「在る」に異ならないというね。ともかく勉強になりましたですハイ。


話題転回しましょうかね。

ご存知の方も多い話題、2012年問題

プーチンが、いよいよ2012年に復帰して2024年までロシアに君臨することがほぼ決まったそうで、北朝鮮が金日成誕生100年と金正日誕生70年が重なる2012年を「強盛大国」の年と位置づけ動きを活発化させ、中国は胡錦濤から習近平に、?韓国・台湾・フランスでも大統領選があるし、アメリカも大統領選ではオバマの苦戦が予想されている等、世界の首脳の交代で、外交のパワーバランスが大きく変化するor不安定化する?かもしれない。

特に、アジアはロシア・中国・韓国・台湾・北朝鮮が変わる中で、日本がこのままの体たらくでは、経済面でも問題は大きい。そんな最中に、増税に着手しようともしていて、殆ど狂気の沙汰みたいだ。

いまひとつは眉につばをつけて、聞かねばならんマヤの人類滅亡の予言が2012年12月22日。
まあ、それは別としても、日本はしっかりせねばならん。
そのためには、我々一般人もそうだし、何より良く訳の分からん世論というものを操作するマスコミも、もう少し冷静な報道を望みたいところ・・・・・

そこで、ちょっと過激な一句が浮かんだ。『あおるなよ! 片言隻句を マスメディア』ていうのはどうかと思ったのですが、・・・・ちょっとタイトルコールには不適切かと。

マルゼンでちょうど2012年のカレンダーを買ってきたこともあり、来年はロンドンオリンピックの年なので、この背景を川柳ってみました次第です。(拝)



今日は、もう何話かあるのですが。・・既にお疲れでしょうから手短に話しましょうかね。
秋田人は、ここで別の作業に入ってください。あっ!飽きた人ですね。

大竹しのぶ「私ひとり」結構一気に読了できました。面白かったからです。単に恋多き女性というより、最初の夫から気持ち的には離れられず、その後出会ったさんま(結婚・離婚)や野田秀樹(同居)と続いていくストーリーは、中々のもの。女優として根っからの表現者であり、そこに最大の悦びを感じていて、男には飽きやすい(考えすぎる?)が子供離れがいつまでも出来ない母親像が垣間見えました。さんまとは、篠山紀信の写真集問題が、離婚の直接の引き金だったようです。

リリーフランキー「東京タワー」は、遅ればせながらと言う感じ、生い立ちやお母さんが東京に出てきて一緒に暮らす風景や彼の交友関係等は、面白く読めました。でも母親が病気になってから死ぬところで終われば良かったのに、その後なんだか間延びしてしまい最後まで読むのが辛い本でした。

今、読み出した「奇跡のリンゴ」。これは、主人公の木村秋則さんが只者じゃありません。歯の抜けた底抜けに明るい農夫に見えますが、凄いエンジニアであり完全理系人間なんだと下手したらパソコンを自作して、ビルゲーツより凄いことになってたかも・・・って、分かりだすと面白くて、恐らく2~3日で読み終えてしまいそうです。また少し書いてみましょうかね。

芸術関係のこぼれ話ですが\\\

伊藤比呂美さんが、日本の現代詩について述べていました。戦時中は、詩人が軍国主義を奨励するプロパガンダ的な詩を書いていた反省から、戦後若手が始めたのが現代詩。一方で、金子みすずが震災後にあちこちに溢れたのは、別の意味での気持ち悪さがあると・・・・・。

山田五郎さんが、自著「知識ゼロからの西洋絵画入門」の紹介で話していたのが、西洋絵画はリアリズムが基本で、いかに写実的に書くか?を磨いて行ったもの。ギリシア・ローマの美術が、一旦ゲルマン人達によって封印されていたものが、ルネッサンスで復活して、それが西洋絵画の古典となっている。ところが、写真の登場で大きな転換が生じた。これにより、キュビズムなどからの抽象画現代美術が生まれてきた。どんなに精密に描いても写真には勝てないと、敢えてそれに抵抗して発展してきたのが現代美術なので、その歴史を踏まえないと全く意味不明な表現行為に見えてしまう。・・・

どちらの話も、過去を踏まえたある種の反省や抵抗の産物としての芸術を、単純に今の時代だけで切り取って観ると間違うとの話が、先月の繋がりの一つでありました。

では、また!今からオンワードの会場に向かいます!O君は来るのかな・

0 件のコメント:

コメントを投稿

MAGASUS藤丸「気が付けばまるまるひと月穴をあけ申し訳なくお詫び投稿!」

 おはこんばんにちは!ほぼ1か月以上ぶりのご無沙汰です。今日は4年に1度のうるう日です。最近は、「お笑いシン大惨寺」の檀家衆に選任されたことや、何が何でも千日回峰行を成し遂げたいと日々研鑽修行中なので、という言い訳を放ちつつ、この1か月強、別に無為に時を過ごした訳ではないという証...