2012年6月9日土曜日

イカメン、「目覚めたら すぐに活動 始めたく 居ても立っても 我慢は出来ぬ!」

さあ~やたっるでえ~!てな訳のてなもんや三度笠の今朝は、午前4時53分の起床。まだ今日は首吊り病院予約も、各種体操もやってません。それから、雨が降るとかで、ジョグもまだ・・・・・じゃあ、何してん?と言われそうですが・・・・

漸く、一仕事をいや二仕事ぐらいの大きな壁を越えることが出来て、ボイトレも新しいステージに上がる事が出来て、公私共に苦しみ?ぬいたからこその達成感と充実感に満ち溢れている本日は、出向時代に、共に日本の難局再建の為の会社(まあ~大袈裟ですが?)で汗水流したU君の結婚式に出席するのです。しかも、あのフォーシーズンの椿山荘でね。

それから、今日はGROUSEが、修学旅行の北海道から北斗星の夜行便で、戻って来るので、結構我が家も賑やかさと忙しさが復活する訳でして、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな中、火曜日以降に、イカメンの耳目と軸策神経のシナプスに刺激を与えた諸々の話を、ここに書かねばならないと半ば強迫観念的に、単なる思い込みで、タイトルコールを即興してみた次第です。

覚悟のほどを、読み始めた皆様・・・・・・最後に7月1日のライブのご案内詳細がありますので、よろしくお願いします!


(第一話:駅前の居酒屋の嬉しい?悲鳴)

まずは、昨晩の話から・・・・色々合った憂さは晴らしたいが、今日の結婚式で、またしこたま飲むだろうと考えて、まっすぐ自宅方向へと帰り、嫁を呼び出して、3月に行った沖縄の味が忘れられないので、駅前の奄美大島料理の店に向かいました。

ところが、8日まで空調工事の為、臨時休業だったので、じゃあ、という訳で、豆腐主体のお洒落な居酒屋が潰れた後に出来たての「ハッスル!!侍 漁三郎」と言う鮮魚を売りにした居酒屋・・・・・おっかなびっくりやってきました。

店内に入ると、木のつり船がド~ンと置いてあり、貝や魚がその中に満載されていて、テーブル席の先の座敷に案内されたのですが・・・何故だか、ちょっと騒々しい?なんと!店の奥に大きな壁型TVが設置されていて、日本ーヨルダン戦が正に始まろうとしているでは、ありませんか!

少し離れた座敷からでも、十分映像が見えました。料理は?金目鯛の刺身、チーズとアンチョビのカナッペ、エビチリマヨ、アボガドとマグロ、トリ皮パリパリ煎餅・・・どれも美味で、嫁も喜んでました。

何でも本日は、日本が点を入れれば、ハッスルタイムという事で、その時の何か1品が大幅に安くなるという趣向だったのです・・・・・

総入れ歯?いや、そう言えば、これを呼び水に駅前で、サンドイッチマンよろしく呼び込みの店員が叫んでいました。独協大のある我が町は、夕方以降は学生が飲み屋に溢れ始めるので、居酒屋も相当たくさんあり、各店様々な工夫が必要なんですな。・・・ちょっとだけ、お洒落にしても、努力しなけりゃ、「漁三郎」の前の豆腐主体の女性に人気居酒屋みたいな目に会う訳です。

 だから、オープンして間もない「漁三郎」も張り切った訳です。

ところが・・・・・1点目金目鯛の刺身599円を300円に、2点目トリスハイボール100円に、


「張り切ってハッスルタイム参ります!」と元気の良かった中田ヒデそっくりの店長(本当に似てるんですな、身体も細マッチョだし、ただ本人によるとサッカーはさっぱり出来ないそうですが・・・)

3点目・・・・・・暫しの沈黙・・・・「う~、ここまで点が入るとは、お店が赤字になっちゃいます~!でも、お約束しましたから、ハッスルタイム参ります!」トリスハイボールもう一度1杯100円です。」2点目と3点目の間の時間が短かったこともあり、中々のジャブの繰り出しに、お客も大受けして、さっきのハイボールを一気飲みした猛者達が、各テーブルや座敷から続々と注文を繰り出した・・・・・

イケメンヒデ似の店長の額に脂汗が????

4点目が入ったら店内に不思議な空気感がしました。そして、ゴール後、5分ほど経過しました。

イカメンと嫁も「ちょっと、可愛そうやな。誰もこんなに点入るとは思わんかったやろうに。」


「皆さん、どうしましょうか、・・・出血です。覚悟を決めました。活きあさりのバター蒸し499円を300円にします!」・・・・・・ん?少し腰が引けたか?


すると、舌の根も乾かぬうちに・・・
「は~い!それくれ!」といの一番に手を上げたのは・・・誰あろう、はい!イカメンでありました。

後半戦に入りました。そして、次なる悲劇が起こりました。

5点目!・・・・・・・・・・・・・・・・もう破れかぶれの店長は

助けてください。・・・・でも約束は約束、
お疲れ様サワーひゃ、ひゃ、百円ですウ~~~!」との・・・・・・絶叫に、

同情した酔い客達も、良い客となり・・・注文は、ぱらぱらと、

そして最期の6点目・・・・・・もう、これを悲劇と言わずに何と申しましょうか!!?

「えらいことになりました!でも、約束は約束、男の約束、侍です・・」(だんだん訳が分からない?
まぐろの串カツ 1本100円です!」

う~ん考えたもんね・・・・・

客も、盛り合わせに入ってる「まぐろの串カツ」を1本に分割されると、安いのか安くないのか?一瞬躊躇が生まれました。が・・・・そこは、それもうお祭りです。

たくさんの手が、「100円だったら、頂戴!」と上がりました。

店長もこの6点までのプロセスでさぞかし、商売の極意と難しさを身に染みて感じたのかもしれません。
さあ、彼は、後悔したのでしょうか?成功したと考えたのでしょうか?

流石に腹いっぱいのイカメン夫婦は、上手いけれど、既に頼んだものを、もう一度頼みはしませんでした。え~、大人ですから・・・我々はね。


そんな訳で、何だかとても得した、お値打ち感満載の夜となりました。とさ”!




(第二話:蒲田健の「ラジオ版学問のススメ」の荒俣宏に興奮した!)

荒俣宏さんと言えば、既に皆さんもご存知の通り、博覧強記の学者さんで、故松本清張さんに似てなくもないあのオジサンである。
1947年東京生まれで、慶応の法学部からニチロ漁業(現ニチロマルハ)に務めながら、アフターファイブの活動が、どんどん大きなり、様々な学会に呼ばれたり、「幻想怪奇譚」でイギリスやアメリカの本の翻訳を担当しているうちに、独立した御仁。評論・小説・博物学・神秘学と幅広く造詣深く、「帝都物語」の著者としても有名・・・

同氏の近著「ゼロ点主義 新しい知的生産の技術57」をもとにした話で、その中で、実に上手に空海の三教指帰について説明してくれた。

『空海がこう言っているんですよ。「儒教という科挙などに必要なものがあるな、でもそれだけでは、自然の中に放り出されたら、生きていくことは無理だな。それが出来て、仙人みたいに不老不死の暮らしも出来る道教というものがあるな。でも、それは生きている間だけだが、死んだ後にも役立つものがあるんだな。それが、仏教というものなんだな。」って』

てな具合だ。ゼロ点主義というのも、編集者が荒俣氏のこれまでのやってきた事を総括した造語らしいが、多くの面白い学問が見逃されているんだと言う。オカルトの世界だって、元はと言えば、昔はそれが科学だったし、そこから現代の科学が発展してきた。錬金術みたいに・・・

そして、荒俣氏もオカルトの世界に「知のあり方」の原点があると思ったから、周囲に馬鹿にされ、疎まれながらも、30年やり続けて来た。そしたら、いつのまにやら世の中の価値観が変わり。「心の問題」の時代になって、あちこちから呼び出される様になっただけで、ゼロ点主義も、100点に変わっただけでトータルすれば、原点に近くなる。

ロングタームで見たら、一つの事を突き詰めて行けば、道が開けたり、鉱脈に行き当たる。生物の世界では、ベーシックなニッチを見つけていくことに過ぎない。誰も手出しをしないところに気付くかどうかである。勉強の世界のテストを100点とれなくても、楽しい人生は立派に成り立つ・・・・
何も、常に強いて勉めることはないのである。学問とは本来楽しいものだと・・・・・
⇒イカメンは、楽しんで勉めればいいのだから、これから『勉楽』する言おうかと思う。

それは、ある毒素を持っている桑の葉は、他の虫は食べないが、弱い蚕はこれを食べて繭を作るのに似ている。誰も他が手をつけないところに、(自分に取って)素晴らしいものが、あることを気付くことで、競争もなく平穏に生きていける。

なんか、ブルーオーシャン戦略と言えなくもないか?違うか?
でも、いい話やん!と感動したイカメンなのである。

さて、その空海の三教指帰とは?と思って、ちょっとググって見た。

そしたら・・・・・
空海の事を知るいいサイトをみつけた。「三教指帰(さんごうしいき)」をイカメンにも明快に理解させてくれるものだ。

http://www.mikkyo21f.gr.jp/kukai-writing/post-105.html

さらに、ここでも紹介されているが、以前読んで、再チャレンジを試みようとしている「空海の夢」の著者、そうわが心の師である松岡正剛が、『三教指帰・精霊集』について、イカメンお気に入りのサイト『松岡正剛の千夜千冊』書評で、簡潔にまとめてくれている。

それが、これだ。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0750.html

最近少~しだけ、興味を持っている(但し、文化的歴史的側面においてだが・・)儒教、道教、仏教の流れ的なものが・・・・いや順番は正確でないかもしれんが?三教指帰のなかでは、怠惰な放埓な生き方から、儒教⇒道教⇒仏教へ移行することで人間のあるべき道に到達するという三段論法の順番だとこうなる。

さらに正剛の筆によれば、仏教の成り立ちみたいなものが、凝縮してコメントされている。しかも、驚く事に、イカメンが、難解で四苦八苦したあの「空海の夢」を彼は1984年に書いている。今から遡ること28年前彼が40歳の時だ。20代で「声字実相義」を読んで感動したことがきっかけだったそうだが、既に仕事仲間のHさんが嵌っているという司馬遼太郎「空海の風景」が発表された後なので、入念な準備の上に書き下ろしたそうなのである。

道理で、ド素人には、中々歯が立たなかった筈だと得心するイカメン。もしかしたら、二度読みでも、腑に落とせるところまで辿り着けないかもしれないが・・・この書評を読めば随分理解のフックになるようなヒントが得られた気もするのだ。


という訳で、最後は手短に・・・
(来る7月1日、ONE VIBES LIVE のご案内)


ONE VIBES 阿佐ヶ谷教室・あざみ野教室の講師3名の生徒の中から今回は14名が出演。イカメンは初出場します。プログラム詳細は、別途貼り付けますが、


日時:2012年7月1日(日)
開場:12:30
開演:13:00(終了17:00)
場所:高円寺Studio K 1F
       杉並区高円寺南4-39-17
   03-3311-6635


当日、イカメンはお尻から3番目に出演。つまりトリの前の前・・・・多分、最長老、で20代から男女混合で、ソウルありオリジナルあり・・・・セミプロの人も・・・という感じの様です。


緊張島倉千代子であります!


では、また!


なんで?捨身さかさま?



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