2012年6月17日日曜日

イカメン、「挑むのさ 満身創痍 あろうとも 好きで始めた ものであるなら!」

おはようございまう!今朝は午前5時18分の起床。少々寝すぎたせいか、背中が痛みます。勿論、起き上がるにはまだ一定の努力を要する状況です。
なので、・・・・・・そぼ降る雨の中、車飛ばせば~♪首吊り病院は、二番手ゲットさ~♪

てな訳で、今日も今日とて、いい加減なスタート。タイトルコールは、今イカメンがトライアル中のもの全てに対してのミッションステートメントであります。(ま~ほんまに大袈裟やな~関西人は!)

本日は、来る7月1日のイカメン御生誕の日に開催されるONE VIBESのLIVEに向けて、バックバンドをやって頂けるミュージシャンの方々とリハーサルをやる訳で・・・・午後2時から、20分ほどですから、内容濃く打ち合わせも兼ねて、阿佐ヶ谷に・・・

うっ!こうして書いてる時も・・一定方向に力が加わると、腰の奥深いところで、軽度の激痛が走ります・・・ビリビリッと・・・これは筋繊維を流れる電流が神経を刺激するせいでしょうか?内臓系ではない筈なので、あまり心配はしてませんが。。。

行かねば、いえ行くのです。だから、電車の座席に座る訳にはゆきません。あのペンシルビルの螺旋階段は手すりを伝えば十分上がって行ける筈ですから・・・

とまあ、実に情けなくも大袈裟な、タイトルコールと相成りました次第で、ございます。



そんなことは、どうでも余暇罰点スキーで、ありまして・・・読書寝た、いえネタをひとつ・・・・・・

ただ今現在、併読するのは、

①「空海の夢」松岡正剛著 あの「まおちゃん」こと?讃岐生まれの佐伯真魚さんの話。

②「これからの「正義」の話をしよう」マイケル・サンデル著 ご存知白熱教室のハーバード大教授

③「高橋和己の青春とその時代」小松左京編 実は、イカチチメンが高橋氏と同窓同期。クラスメートだったかまでは、未確認ですが・・・

④「本居宣長」小林秀雄著 学生時代に読みかけて実家に放ってあったもの。日本文化を知るには「日本書紀」や「古事記」を読みこなさねばならないと、最近誰かの話を耳にしたもので、・・・・

⑤本田美奈子著「本の本」(とてつもなく分厚い本)、字ずらから、あんまり本ばかり読みすぎて駄目な子になったんでつけたんではないのかと、秘かに疑っている

え~、あの~、その~本ダメな子~って、駄洒落のつもりですが・・

とにかく、この人の読書量は半端ない、しかもその評論の仕方の切れ味の良さといったら、アル意味胸がすくという感じです。この本をワザワザアマゾンで購入したのは、正剛先生が千夜千冊のHPかなにかで、紹介されていたのがきっかけ。2800円也で、厚さ5cmもある本。1994年「妊娠小説」でデビュー後、文芸評論家として活躍中の彼女は、奇しくも第一回小林秀雄賞を受賞しているという符合にも、少し驚いているが・・・その彼女が1994年から2007年にかけて、読み書き続けた200冊を超える書評集なのです。

⑥暮らしのことば「語源辞典」山口佳紀編 これは、お客さまの父上の黄綬褒章受賞記念として、頂いたもの。


こうして、並べて気付くのは。。。。空海の「声字実相義」にもあるように、そこには「声から字」へという方向と「絵から字」へという方向に見られる聴覚性を先駆とするのか、視覚性を先駆とするのかと言った言葉の言語創出の風景が書かれているのですが、やはり正剛氏が、常日頃、言葉の成り立ちを使った見事な日本文化の謎解きをしてくれるので、イカメンの興味の触手が、①④⑥を選択し、思考の論理的整理をするために②を掴んだみたいです。③と⑤は、息抜きみたいなもんです。


ところで、言いたかったのは、・・・・・

①の「空海の夢」は、昨年6月頃に読んで、宇宙人が書いた複雑難解な本で、まるで、砂漠の真ん中に放り出されたみたいな気分になりました。読んでいても訳がわからず、どこかフワフワとしていて、足が地に着かないとても不思議な、そして、これを読んでいる自分を何とか誉めてやらないと精神の平衡性を保てないみたいな厄介さがありました。

そんな本が、1年という年月を経て、その間、正剛氏の「花鳥風月の科学」とか、その他多くの本を読んできた経験知を持って、最近Hさんから司馬遼太郎著「空海の風景」に夢中との話を聞かされたことが契機となり、再チャレンジしてみたら・・・・・

なんと!実にす、す、すう~っと身体に浸み込む感じがして、滅茶苦茶に面白いと思い始めたのです。これだから、読書は「やめられまへんな~」と思う訳ですな。

それにしても『空海』って、あ~た!ほんまに凄い名前だと思いまへんか?空と海でっせ、地球丸ごと、それこそまだ誰も宇宙に行った事のない時代に、ブラフマンの「梵」とアートマンの「我」というものの「梵我一如」の構想を会得して、「生命の海」にいた人だった訳です。正剛氏が、空海は生命の飛躍(エラン・ヴィタル)を日本で最初に主唱した思想家で、生死に対する凝視の凄さから全存在学の思想系譜にこそ位置づけられると絶賛するように、とてつもない人間であったのだ。

とまれ、イカメンがこの二度目の悦楽を経て、ふと思ったのは、中学時代に悪戦苦闘した亀井勝一郎や小林秀雄の本を、今読み返してみれば、同じスパークが起こるに違いないという事。そういう訳で、④を読んで見たくなったのかもしれませんね。


さて、話題急転回します。

向谷 実さんといえば、元カシオペアのキーボディストで、無類のテツ(鉄)ちゃんで、最近では、数多くの駅の発車時音楽を作曲しているちょっと太ったオッサンで、ユーチューブを活用した著作権についても見識の深い御仁。

ちょうど一年前、ポッドキャスト番組「アサカツ」のテーマソングである中島ゆきさんが歌った「斜め45度」と言うとっても気持の良い、聞いているだけで元気が湧いてくる楽曲に完全に嵌ったのですが、これが、彼の作品だったと知り・・・曲も、彼女の声も最高に気に入り・・・

え~、

ちょっと首吊り病院に行って参ります!

では、また!


首吊り病院から戻り、朝食を済ませ、痛み止めを飲んだから、心なしか楽になったような気がします。もう間もなく出発です・・・・バックバンドのドラム担当は、大学のZET’sの後輩K君という事だけは知っているのですが・・・後のメンバーは>はて?どなたなんでしょう。Georgia on my mindでは、キノッピさんがハープで参加してもらえるんですが・・楽しみです。出発までにもう少し譜面読みをせねばなりません。


では、また!

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