2012年6月20日水曜日

イカメン、「確実に 筋肉さえも 入れ替わる 動的平衡 我が身で感ず!」

おはようございます!今朝は、午前3時34分の起床。出来るだけ普段通りの日常を取り戻そうと、頑張って起きようとしたら、あら、不思議!何の苦もなく今日は立ち上がれました。嘘みたいです。でも、こうして椅子に座っていると、やはり身体の奥の方から、痛みは感じられるのですが・・・・・

但し、まだ腰防体操や腹筋は出来ません。もう少しの我慢。そして禁アルコールであります。

 しかし、昨日までのあの強い痛みは、何だったのか?痛み止めを飲んでも、決して治まらなかったのに発症4日目にして、快方に向かっている事を体感して、・・・・・・

 ふと、そうか福岡伸一氏が言っていたことを思い出しました。

人間の身体を形作る細胞は、常に動的平衡の中で更新されていて、10日?前(正確な日にちは忘れたが・・・)と今では、自分は、全く同じ人間ではないということを・・・・・

 だから、痛んでいた筋肉も、その赤筋か白筋か?速筋か遅筋か?分かりませんが、新しいものに入れ替わり始めたんではないか?と思い、タイトルコールしてみました。




そんな時、またも3年誌の今年の上段にある昨年の日記を見たら・・・・・

バックパッカー加藤則芳さんの壮絶・凄絶な人生に感嘆?と言う文字が目に留まりました。何だっけ?・・・・と、妙に引っかかるものがありました。

そして・・・・・

ネットで調べてみたら、アメリカのアパラチア山脈を縦走するロングトレイルか何かの第一人者的な人だった彼が、突然に見舞われたALS(筋萎縮性側索硬化症)かもしれない、と告知を受けて一年。  という言葉が出てきました。


そして、http://www.j-trek.jp/kato/を見て、確かに思い出しました。


でも、あまりの符牒に、正直驚いています。だって、自分の筋肉の痛みに身動き出来なくなった時の丁度一年前に・・・こんな話を聞いて興味を抱いていたなんて・・・・・・・


ALSについては、


筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、通称ALS)は、重篤な筋肉萎縮筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は確立されていない。
有名な患者ルー・ゲーリッグMLB選手)から、ルー・ゲーリッグ病(Lou Gehrig's disease) とも呼ばれるが[1]、ゲーリッグは別の病気にかかっていたという説もある[2]ICD-10ではG12.21。日本国内では1974年特定疾患に認定された指定難病である。


と、ウィキに説明されていますが・・・・加藤さんの奥さんが、今は彼のブログを引き継ぎ彼の活動を報告しています。本当に、突然の出来事だったようです。いくら身体を鍛えていても、突然やってくるもののようです。








○余談です。あのトリガーポイント注射を打ってもらった後の、リハビリ室での出来事です。


マッサージの兄ちゃんが、こういいました。
「イカメンさん(ここは当然本名だけど・・)は、まさか同業者の方じゃないですよね?」
「え、なんでですか?」
「なんか、いつも起立筋や仙腸関節なんて、専門用語がポンポン飛び出すじゃないですか?」
「あ~、色んなところが次々に痛むので、面白がって柔道整復師の先生に、ここは何ていうの?どんな筋肉?南都ゆうじ?(すんません、都蝶々さんネタを強引に挟みました!)


つまりは、病気や痛みが出たときに、ただつらいとか苦しいとか悩むよりは、自分の身体で、人体の謎を解き明かしたいという欲求が、どうもイカメンは強いようなのです。特に、腹を8つに割りたいイカメンとしては、筋肉の不思議に強く惹かれるのです。






○それから、もう一人面白がって書いていたのが、立教大教授の上田恵介さんの「花・鳥・虫のしがらみ進化論「共進化」を考える」の話。


確か、虫は鳥から身を守る為に進化したというもので、蝶や蛾の羽に目玉模様があったり、羽の表側は地味なのに裏が異常に派手に美しい理由だったと思う。


猛禽類の目は、フクロウや鷲や鷹などは、両目が前面についているから、比較的小さく、虫を狙う鳥を警戒させたり、突然羽を拡げて驚かして、一瞬ひるむ隙をついて逃げる為に、進化したとか言った話だった筈。http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000108_all.html
ここを見て頂ければ、共進化というものがお分かりいただけるだろう。



○そして、今日の最後の話題は、あの今はなき「全中連」代表・・・つまり全日本冷やし中華連盟・・・のイカメンが大好きな山下洋輔さんの話。「菊池成孔の粋な夜電波」でも、最近登場されて、ジャズミュージシャン菊池氏の師匠ということで、山下さんのハチャメチャかつ凄さを改めて知ることになったのですが、今日は、ピーターバラカンのTokyo midtown presents The Life style museum で聞いた話が面白かった。何でも、バラカン氏とも20~30年来の付き合いとか・・まあ、バラカンといえばYMOのマネージャーかなんかやってた人だからね。


筒井康隆氏(この人もイカメンは大好き。中学時代は、筒井氏の新潮文庫本を全冊本棚に並べるほど心酔し、現在の少し歪んだイカメンの感性を醸成した張本人でもあります。)に・・・・・・・

「脱臼したボレロ」と言わしめたフリージャズの入ったボレロの話や、幼少の頃、まじめに音符を読まず勝手にピアノを弾いていて、プロの道に行こうとしたら、少なくとも大学ぐらいは言ってくれと親から言われたので、国立音大作曲科に入学した話。

なんでも、音大受験の為に習ったピアノの先生から、

「あなたは、モーツアルトを弾くと、ばれるから、ベートーベンのソナタを弾きなさい。展開部にある三連音符なら、スイングしてしまっても、ばれないから。」と、言われたそうで、作曲科の先生にも「とても変わっているが、面白い子がいるの。」と言われていた。

そんな山下氏が書いた「即興ラプソディ」が面白いとバラカンさんが言うので、早速、この本を含めて、山下さんの本三冊を図書館のネット予約をしたところである。




てな訳で、漸く日常を取り戻し始めた次第であります。


では、また!










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